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【Excel】エクセルの矢印を曲げる・カーブさせる方法(直角・コの字・カーブ・図形の矢印を曲げるなど)

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【Excel】エクセルの矢印を曲げる・カーブさせる方法(直角・コの字・カーブ・図形の矢印を曲げるなど)

Excelで資料を作成する際、矢印を使ってデータの流れや関係性を視覚的に表現したい場面は多いものです。

しかし、デフォルトの直線矢印だけでは、複雑なレイアウトや見栄えのよい図解を作るには限界があることもあるでしょう。

「矢印を直角に曲げたい」「コの字型にしたい」「なめらかなカーブにしたい」など、矢印の形を自在に変えられれば、より伝わりやすい資料が完成します。

本記事では、Excelの矢印を曲げる・カーブさせる方法について、直角・コの字・カーブ・図形の矢印を曲げるなど、さまざまなパターンをわかりやすく解説していきます。

初心者の方でも迷わず操作できるよう、手順を丁寧に説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

Excelの矢印を曲げる方法は「コネクタ」と「図形の編集」がカギ

それではまず、Excelの矢印を曲げる方法の全体像について解説していきます。

結論からお伝えすると、Excelで矢印を曲げる方法は主に「コネクタ機能の活用」と「図形の頂点・曲げ点の編集」の2つに大別されます。

コネクタとは、図形と図形をつなぐ特殊な線のことで、直角・カーブ・直線の3種類が用意されています。

一方、通常の矢印図形は「頂点の編集」機能を使うことで、自由な形状に変形させることが可能です。

どちらの方法を使うかは、目的や作りたい矢印の形によって使い分けるのがベストでしょう。

Excelの矢印を曲げる2大アプローチ

① コネクタ機能を使う方法(直角コネクタ・カーブコネクタ)

② 図形の頂点・書式編集で矢印を変形させる方法

用途や目的に合わせて使い分けることが、きれいな図解作りのポイントです。

それぞれの操作方法は後ほど詳しく説明しますが、まずはどのような矢印の種類がExcelに存在するのかを把握しておくとスムーズです。

矢印の種類 特徴 主な用途
直線矢印 まっすぐな矢印 シンプルな方向・順序の表現
直角コネクタ矢印 直角に折れ曲がる矢印 フローチャート・組織図など
コの字型矢印 コの字状に折れる矢印 戻り・繰り返しの表現
カーブ矢印 なめらかに湾曲する矢印 柔らかい印象の資料・プレゼン
図形の矢印(ブロック矢印) 塗りつぶしのある太い矢印 強調・目立たせたい場所

このように、矢印の種類によって操作方法が異なります。

次のセクションからは、それぞれの具体的な手順を順番に見ていきましょう。

直角・コの字型の矢印を作る方法

続いては、直角・コの字型の矢印を作る方法を確認していきます。

この形状は、フローチャートや業務フロー図を作成するときに特に重宝するもので、Excelの「コネクタ」機能を活用します。

直角コネクタ矢印の挿入手順

直角に折れ曲がる矢印は、「直角コネクタ」を使うことで簡単に作成できます。

手順は以下のとおりです。

【直角コネクタ矢印の挿入手順】

① 「挿入」タブをクリック

② 「図形」を選択し、図形の一覧を開く

③ 「線」グループの中から「矢印:屈曲」または「コネクタ:直角矢印」を選択

④ ワークシート上でドラッグして矢印を描画する

⑤ 矢印の折れ曲がり位置(黄色い丸のハンドル)をドラッグして形を調整する

ここでポイントとなるのが、「黄色い調整ハンドル」の存在です。

直角コネクタを選択すると、折れ曲がり部分に黄色い丸が表示され、これをドラッグすることで直角の位置を自由に動かせます。

直角の折れ曲がり方向は、ドラッグの方向によって縦・横に切り替わるため、直感的な操作が可能です。

コの字型矢印の作り方

コの字型の矢印は、「折れ曲がりコネクタ」を使うか、直角コネクタを複数組み合わせて作成する方法が一般的です。

特に折れ曲がりコネクタを使う場合、以下の手順で操作します。

【コの字型矢印の作成手順】

① 「挿入」→「図形」→「線」グループから「コネクタ:折れ曲がり矢印」を選択

② ワークシート上でドラッグして描画する

③ 黄色いハンドルを複数ドラッグして、コの字になるよう調整する

④ 必要に応じて「図形の書式」から線の色・太さを変更する

コの字型は「繰り返し処理」や「戻り処理」を表現するときによく使われます。

たとえば、フローチャートでループを示す際に非常に効果的でしょう。

直角矢印の向きを変える方法

直角コネクタやコの字型矢印の向きを変えたい場合は、図形を右クリックして「頂点の編集」を選択するか、端点をドラッグするだけで簡単に方向転換できます。

また、「図形の書式」タブにある「回転」機能を使えば、90度・180度単位での回転も手軽に行えます。

矢印の向きを変えたいときは、まず「回転」を試してみるのがおすすめです。

カーブした矢印(弧・湾曲)を作る方法

続いては、なめらかなカーブ矢印を作る方法を確認していきます。

カーブ矢印は、資料に柔らかさや動きのある印象を与えたいときに活躍します。

プレゼンテーション資料や提案書など、見た目の印象を重視するシーンでの活用がおすすめです。

カーブコネクタ矢印の挿入手順

Excelには「コネクタ:曲線矢印」という図形が用意されており、これを使うことでなめらかなカーブの矢印を簡単に描けます。

【カーブコネクタ矢印の挿入手順】

① 「挿入」→「図形」→「線」グループから「コネクタ:曲線矢印」を選択

② ワークシート上でドラッグして描画する

③ 黄色い丸のハンドルをドラッグしてカーブの強さや位置を調整する

④ 必要に応じて線の色・太さを変更する

カーブの曲がり具合は、黄色いハンドルを上下・左右にドラッグすることで細かく調整できます。

少しドラッグするだけでカーブの深さが大きく変わるため、プレビューを見ながらゆっくり調整するとよいでしょう。

「曲線」図形を使ったカーブ矢印の作成

コネクタではなく「曲線」図形を使う方法もあります。

この方法では、複数のクリックポイントを設定することで、より複雑な曲線の矢印を自由に描くことが可能です。

【「曲線」図形でカーブ矢印を作る手順】

① 「挿入」→「図形」→「線」グループから「曲線」を選択

② ワークシート上でクリックしてポイントを打ちながらドラッグで曲線を描く

③ ダブルクリックで描画を終了する

④ 「図形の書式」→「図形の輪郭」→「矢印」から矢印の先端スタイルを設定する

この方法は自由度が高く、S字カーブや複雑な曲線も表現できます。

ただし、ポイントの打ち方によっては意図しない形になることもあるため、慣れるまで少し練習が必要かもしれません。

カーブ矢印の向きや形を後から調整する方法

描画後にカーブの形を修正したい場合は、矢印を右クリックして「頂点の編集」を選択します。

頂点の編集モードでは、各頂点に「方向ハンドル(水色の丸)」が表示され、これをドラッグすることでカーブの方向や強さを細かく調整できます。

また、頂点を右クリックすると「頂点の追加」「頂点の削除」「スムージング」などのオプションも選択可能です。

「スムージング」を適用すると、角張った部分がなめらかなカーブに自動変換されるため、積極的に活用してみてください。

図形の矢印(ブロック矢印)を曲げる・変形させる方法

続いては、図形の矢印(ブロック矢印)を曲げたり変形させたりする方法を確認していきます。

ブロック矢印とは、塗りつぶしのある太い矢印のことで、資料の中で特に目立たせたい部分や、強調したいフローに使うと効果的です。

ブロック矢印の種類と選び方

Excelには多彩なブロック矢印が用意されています。

「挿入」→「図形」→「ブロック矢印」グループを開くと、以下のような種類から選択できます。

ブロック矢印の種類 形状の特徴 おすすめの用途
右矢印・左矢印 横方向のシンプルな矢印 手順・ステップの表現
上矢印・下矢印 縦方向のシンプルな矢印 増加・減少のイメージ表現
U字型矢印 U字に曲がった矢印 折り返し・往復の表現
曲がり矢印 L字・直角に曲がる矢印 方向転換・分岐の表現
円弧矢印 円弧状に湾曲した矢印 サイクル・回転の表現

ブロック矢印はそのままでも使えますが、黄色いひし形のハンドルをドラッグすることで、矢印の幅・先端の大きさなどを自由に変形させられます。

ブロック矢印を「頂点の編集」で自由変形させる方法

ブロック矢印をより自由な形に変形させたい場合は、「頂点の編集」機能が有効です。

【ブロック矢印を頂点の編集で変形する手順】

① ブロック矢印を右クリックする

② 「頂点の編集」を選択する

③ 黒い四角の頂点が表示されるので、任意の頂点をドラッグして形を変える

④ 必要に応じて頂点を右クリックし「頂点の追加」で形状を細かく調整する

⑤ 編集が完了したら図形の外をクリックして終了する

頂点の編集を使えば、標準のブロック矢印では表現できない独自の形状を作り出すことも可能です。

たとえば、通常の直線ブロック矢印をS字型に変形させるといった応用も行えます。

ブロック矢印の変形で知っておきたいポイント

頂点の編集中に頂点を右クリックすると、「曲線にする」「スムージングポイント」などのオプションが表示されます。

「曲線にする」を選ぶと、その頂点付近がなめらかなカーブに変わり、直角の角を曲線に変換することが可能です。

これを使えば、直線的なブロック矢印をカーブさせることも実現できます。

矢印の書式(色・太さ・スタイル)を整える方法

矢印の形を整えたら、書式設定で見た目をさらに美しく仕上げましょう。

矢印を選択した状態で「図形の書式」タブを開くと、以下の書式設定が行えます。

【矢印の書式設定でよく使う項目】

・図形の塗りつぶし(ブロック矢印の色を変更)

・図形の輪郭(線の色・太さ・破線スタイルを変更)

・図形の輪郭→矢印(線矢印の先端・末端スタイルを変更)

・図形の効果(影・光彩・立体感などを追加)

特に線の矢印では、「図形の輪郭」→「矢印」から先端スタイルを変更することで、矢印の大きさや形状をカスタマイズできます。

矢印の線の太さを「2pt以上」に設定すると、資料の中で視認性が大きく向上するためおすすめです。

まとめ

本記事では、Excelの矢印を曲げる・カーブさせる方法について、直角・コの字・カーブ・図形の矢印を曲げるなどさまざまなパターンをご紹介しました。

改めてポイントを整理すると、以下のようになります。

直角やコの字型の矢印を作りたい場合は、「直角コネクタ」や「折れ曲がりコネクタ」を活用するのが最短ルートです。

なめらかなカーブ矢印を作りたい場合は、「カーブコネクタ矢印」や「曲線図形+矢印スタイルの設定」が有効でしょう。

ブロック矢印をカーブさせたい場合は、「頂点の編集」→「曲線にする」オプションを使うことで、自由な変形が実現できます。

どの方法も共通して、黄色いハンドルや頂点の編集を使いこなすことが、思いどおりの矢印を作るカギとなります。

今回ご紹介した方法をマスターすれば、フローチャート・業務フロー図・プレゼン資料など、あらゆるシーンでExcelの矢印を自在に使いこなせるようになるはずです。

ぜひ実際に手を動かしながら、さまざまな矢印の形を試してみてください。