パソコンで文章を作成していると、「伸ばし棒(ー)」や「横棒(―)」「縦棒(|)」「下棒(_)」「ダッシュ(—)」など、似たような棒状の記号を使いたい場面が多くあります。
しかし、それぞれの打ち方や変換方法がわからず、困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、これらの記号は入力方法や変換のコツを押さえるだけで、スムーズに打てるようになります。
この記事では、【パソコン】伸ばし棒・横棒・縦棒・下棒・ダッシュの打ち方(長音符・記号・変換方法も)について、それぞれの特徴や使い分けを含めて詳しく解説していきます。
WindowsでもMacでも使える方法を網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。
パソコンで棒記号を打つ基本は「キー操作と変換」の組み合わせ
それではまず、パソコンで棒記号全般を入力するための基本的な考え方について解説していきます。
パソコンで伸ばし棒・横棒・縦棒・下棒・ダッシュを入力する際の基本は、「キーボードの直接入力」と「読み仮名からの変換」を使い分けることです。
棒状の記号には見た目が似たものが複数存在しますが、それぞれ用途や文字コードが異なります。
まずは代表的な棒記号の種類と読み方を確認しておきましょう。
| 記号 | 名称 | 主な読み・入力キー | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| ー | 長音符(伸ばし棒) | 「ー」キー(ひらがな入力時) | カタカナ語の音を伸ばす |
| ― | ダッシュ(横棒) | 「ダッシュ」「おうだしゅ」で変換 | 文章の区切り・強調 |
| | | 縦棒(縦線) | Shift+「¥」キー付近 | 区切り・装飾 |
| _ | 下棒(アンダーバー) | Shift+「ろ」キーなど | 強調・ファイル名など |
| — | EMダッシュ | 「えむだっしゅ」で変換など | 欧文での強調・区切り |
このように、棒記号にはさまざまな種類があり、それぞれ入力方法が異なります。
棒記号を正確に入力するには、まず「どの棒記号を使いたいのか」を明確にすることが大切です。
見た目が似ていても文字コードが違うため、文書の用途に合わせて使い分けることが重要でしょう。
次のセクションからは、それぞれの記号ごとに具体的な打ち方を紹介していきます。
伸ばし棒(長音符)・横棒・ダッシュの打ち方と変換方法
続いては、伸ばし棒(長音符)・横棒・ダッシュの具体的な打ち方と変換方法を確認していきます。
伸ばし棒(長音符「ー」)の打ち方
伸ばし棒とは、「コーヒー」「パソコン」などのカタカナ語で使われる「ー」のことで、正式名称を「長音符(ちょうおんぷ)」といいます。
日本語入力(ひらがな・カタカナモード)の状態でキーボードの「ー」キーを押すと、そのまま入力できます。
Windowsの場合、キーボードの「0」キーの右隣にある「-」キー(マイナスキー)が長音符に相当することが多いです。
入力例:「こーひー」と打ち変換 → 「コーヒー」
または「ー」と直接入力 → 長音符がそのまま確定
なお、英数モードで同じキーを押すと「-(ハイフン)」になってしまうため注意が必要です。
日本語入力モードのままで操作するのがポイントでしょう。
横棒(ダッシュ「―」)の打ち方と変換
横棒として使われる「―(ダッシュ)」は、文章の途中で言葉を区切ったり、補足説明を入れたりする際によく使われる記号です。
読み「だっしゅ」や「おうだしゅ」「おうだし」で変換候補に出てくることが多いです。
また、「―」を2つ並べた「――」という形で使うケースも文学的な文章では多く見られます。
変換例:「だっしゅ」と入力して変換キーを押す → 「―」が候補に出る
または「おうだし」と入力して変換 → 「―」「─」などが候補に出る
変換候補に出ない場合は、IME(日本語入力システム)の辞書や設定を見直してみるとよいでしょう。
EMダッシュ(—)の打ち方
EMダッシュ(—)は、主に英文や欧文スタイルの文書で使われる長めのダッシュ記号です。
日本語の文章でも使われることがあり、「えむだっしゅ」と入力して変換する方法が最もシンプルです。
Wordなどのソフトでは、「-(ハイフン)」を2つ連続で入力すると自動的にEMダッシュに変換される設定になっている場合もあります。
文書の種類やソフトウェアによって使い分けると、よりプロフェッショナルな仕上がりになるでしょう。
縦棒・下棒(アンダーバー)の打ち方と使い方
続いては、縦棒(|)と下棒(アンダーバー・_)の打ち方と使い方を確認していきます。
縦棒(|)の打ち方
縦棒(|)は、表や区切り線、装飾などでよく使われる記号です。
Windowsの場合、キーボードの「¥」キーの左隣(または「Shift+¥」付近)を押すと入力できる場合があります。
ただし、キーボードの配列によって位置が異なることもあるため、環境に応じて確認が必要です。
変換例:「たてぼう」「たてせん」「けいせん」と入力して変換 → 「|」「│」などが候補に出る
または記号入力から「縦線」「縦棒」で検索する方法も有効
全角の縦棒「|」と半角の縦棒「|」は見た目は似ていますが、文字コードが異なります。
使用する文書や環境に合わせてどちらを使うか選ぶとよいでしょう。
下棒・アンダーバー(_・_)の打ち方
下棒とはアンダーバー(_)のことで、ファイル名や変数名、強調表現などでよく使われます。
Windowsのキーボードでは、「Shift+ろ」(キーボード右下付近)を押すと半角アンダーバー「_」が入力できます。
全角のアンダーバー「_」は「あんだーばー」や「したぼう」と入力して変換するか、記号一覧から選ぶ方法が便利です。
半角アンダーバー入力:Shift+「ろ」キー → 「_」
全角アンダーバー入力:「あんだーばー」と入力して変換 → 「_」が候補に出る
プログラミングやウェブ制作では半角の「_」が多く使われますが、日本語文書では全角「_」が自然に見えることもあります。
その他の棒記号(波ダッシュ・三点リーダーなど)との違い
棒記号に関連して、よく混同されるのが「〜(波ダッシュ)」や「…(三点リーダー)」です。
波ダッシュは「〜」と表示され、範囲や省略を表す際に使われることが多く、「から」や「なみ」と入力して変換すると候補に出てくるのが一般的です。
三点リーダー「…」は「てんてんてん」や「さんてん」で変換できます。
これらは見た目が棒に似ていても、用途は大きく異なるため注意が必要でしょう。
WindowsとMacで異なる打ち方・IMEの活用方法
続いては、WindowsとMacそれぞれの環境での棒記号の打ち方と、IMEの活用方法を確認していきます。
WindowsのIME(Microsoft IME)での変換テクニック
Windowsに標準搭載されているMicrosoft IMEでは、さまざまな読み仮名から棒記号を変換できます。
「きごう」と入力して変換すると、多くの記号が一覧で表示されるため、目的の棒記号を探しやすくなります。
WindowsのIMEで棒記号を効率よく入力するには、「きごう」変換が非常に便利です。
また、よく使う記号は「単語登録」しておくことで、次回からすばやく呼び出せます。
また、IMEパッドを使えば手書きや文字コード入力で目的の記号を探すことも可能です。
タスクバーのIMEアイコンを右クリックして「IMEパッド」を開いてみてください。
MacのかなIM・ことえりでの変換テクニック
Macでは標準の日本語入力システム(かなIM・旧ことえり)を使って棒記号を入力できます。
基本的な変換方法はWindowsと共通ですが、Macではキーボードショートカットや「文字ビューア」を活用する方法が特に便利です。
「文字ビューア」は、メニューバーの入力メニューから開くことができ、あらゆる記号を視覚的に探してダブルクリックするだけで入力できます。
キーボードの「control+command+スペース」で文字ビューアを開く方法も覚えておくと作業効率が上がるでしょう。
Google日本語入力やATOKでの棒記号入力
Microsoft IMEやMacのかな入力以外にも、Google日本語入力やATOKなどのIMEを使っている方も多いでしょう。
Google日本語入力では、変換候補の豊富さが特徴で、「だっしゅ」「たてぼう」などの読みでも幅広い記号候補が表示されます。
ATOKも同様に多くの記号に対応しており、専用の記号パレットから視覚的に選ぶ機能もあります。
自分の使いやすいIMEを選んで活用することが、日々の入力作業をスムーズにする近道でしょう。
| 環境・IME | 特徴 | 棒記号入力のポイント |
|---|---|---|
| Windows(Microsoft IME) | 標準搭載・安定性が高い | 「きごう」変換・IMEパッド活用 |
| Mac(かなIM) | Macに最適化 | 文字ビューア・ショートカット活用 |
| Google日本語入力 | 変換候補が豊富 | 読み仮名で幅広い候補が出る |
| ATOK | 高精度・専門的 | 記号パレットで視覚的に選択 |
どのIMEを使う場合も、基本的な読み仮名変換の方法は共通しているため、まずは読み仮名からの変換を試してみることをおすすめします。
まとめ
この記事では、【パソコン】伸ばし棒・横棒・縦棒・下棒・ダッシュの打ち方(長音符・記号・変換方法も)について詳しく解説しました。
棒記号にはさまざまな種類があり、それぞれ用途や入力方法が異なります。
長音符(ー)はひらがな入力時のキー直打ち、横棒(―)やダッシュは「だっしゅ」変換、縦棒(|)は「たてぼう」変換、アンダーバー(_)はShift+ろキーが基本です。
また、IMEの種類によって変換候補の出方が異なるため、自分の環境に合った方法を見つけることが大切でしょう。
文書作成の場面で棒記号の入力に迷ったときは、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
正しい記号を使いこなすことで、文章の読みやすさやプロフェッショナルな印象がぐっと高まるはずです。