パソコンで文章を入力しているとき、「うに点々って、どうやって打つんだろう?」と悩んだことはありませんか?
「うに点々」とは、「ü」や「ö」のように文字の上に点が2つついた記号のことで、正式にはウムラウト(Umlaut)と呼ばれています。
ドイツ語やフランス語などの外来語表記、音楽や語学学習、専門文書などで使用する機会があるため、いざ入力しようとして困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
本記事では「【パソコン】うに点々(濁点・ちょんちょん)の打ち方(変換・キーボード・IMEの設定も)」と題して、Windowsでの変換操作、キーボードショートカット、IMEの設定方法まで、初心者の方でもわかりやすく丁寧に解説していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、日々の入力作業にお役立てください。
うに点々(ウムラウト)はIMEの変換・文字コード入力で打てる
それではまず、うに点々の打ち方における結論からお伝えしていきます。
パソコンで「ü(ウーウムラウト)」「ö(オーウムラウト)」「ä(アーウムラウト)」などのうに点々を入力する方法は、大きく分けて3つあります。
うに点々(ウムラウト)を入力する3つの主な方法
① IMEの変換機能を使って入力する
② 文字コード(Unicode)を使って直接入力する
③ キーボードショートカットや記号一覧から入力する
この3つのうち、最も手軽で多くの方におすすめなのがIMEの変換機能を活用する方法です。
たとえば、Windowsの標準IME(Microsoft IME)では、「u」と入力してスペースキーで変換を続けると、候補の中に「ü」が表示されることがあります。
ただし変換候補に出てこない場合もあるため、確実に入力するには文字コードを使った方法も覚えておくと安心でしょう。
どの方法が自分の環境や用途に合っているかを確認したうえで、使い分けてみてください。
変換機能を使ったうに点々の具体的な打ち方
続いては、変換機能を使ったうに点々の具体的な打ち方を確認していきます。
Windowsパソコンでは、Microsoft IMEを使ってうに点々を変換入力できる場合があります。
以下では、代表的な文字ごとの入力例を表でまとめています。
| 文字 | 読み方・名称 | 変換入力の例 | 使用場面 |
|---|---|---|---|
| ü | ウーウムラウト(小文字) | 「u」→変換で候補表示 | ドイツ語・外来語表記 |
| Ü | ウーウムラウト(大文字) | 「U」→変換で候補表示 | 固有名詞・文頭 |
| ö | オーウムラウト(小文字) | 「o」→変換で候補表示 | ドイツ語・音楽用語 |
| ä | アーウムラウト(小文字) | 「a」→変換で候補表示 | ドイツ語・語学学習 |
Microsoft IMEで変換する手順
Microsoft IMEを使ってうに点々を変換入力する手順は非常にシンプルです。
まず日本語入力モードで「u」や「o」などのアルファベットを入力し、スペースキーを押して変換候補を表示させます。
変換候補の一覧をスクロールしていくと、ウムラウト付きの文字が表示されることがあるため、目的の文字を選んで確定してください。
ただし、IMEのバージョンや設定によっては候補に表示されない場合もあるため、その場合は後述の文字コード入力を試してみましょう。
「きごう」「うむらうと」で変換する方法
実は、ひらがなで「きごう」と入力して変換すると、さまざまな特殊記号が候補として表示されます。
その候補の中にウムラウト付き文字が含まれていることがあるため、探してみる価値は十分にあるでしょう。
また、「うむらうと」とひらがなで入力して変換を試みる方法もあります。
すべての環境で確実に変換できるわけではありませんが、IMEが賢くなっている最近のWindows環境では対応していることも多いです。
Wordや変換候補が豊富なアプリでの活用
Microsoft Wordなどのオフィスソフトでは、オートコレクト機能や挿入メニューの「記号と特殊文字」を活用することで、ウムラウト付き文字を効率よく入力できます。
Wordの場合は「挿入」タブから「記号と特殊文字」を選び、フォントを「(標準のテキスト)」に設定し、文字コード欄にUnicodeコードを入力する方法が確実でしょう。
特定の文字を頻繁に使う場合は、オートコレクトに登録しておくと入力の手間が大幅に省けます。
キーボードショートカットと文字コードでうに点々を入力する方法
続いては、キーボードショートカットと文字コードを使ったうに点々の入力方法を確認していきます。
変換候補に表示されない場合でも、Unicodeの文字コードを使えば確実に入力できるのが大きなメリットです。
Unicodeコードから直接入力する方法(Windows)
Windowsでは、Unicodeコードを使った直接入力が可能です。
手順は以下のとおりです。
Unicode入力の手順(Windows)
① 入力したい文字のUnicodeコードを確認する(例:ü → 00FC)
② テキストエディタやWordなどでコードを直接入力する(例:「00FC」と入力)
③ そのままAlt + Xキーを押す(Wordの場合のみ有効)
④ 入力した文字コードが「ü」に変換される
この方法はMicrosoft Wordで特に有効で、テキストエディタなど他のアプリでは使えない場合があるため注意が必要です。
主なウムラウト文字のUnicodeコードをまとめると以下のとおりです。
| 文字 | Unicodeコード | 備考 |
|---|---|---|
| ä | 00E4 | 小文字a+ウムラウト |
| Ä | 00C4 | 大文字A+ウムラウト |
| ö | 00F6 | 小文字o+ウムラウト |
| Ö | 00D6 | 大文字O+ウムラウト |
| ü | 00FC | 小文字u+ウムラウト |
| Ü | 00DC | 大文字U+ウムラウト |
Windowsの文字マップから入力する方法
Windowsには「文字マップ」という便利なツールが標準搭載されています。
スタートメニューの検索欄に「文字マップ」と入力すると起動でき、目的の文字を視覚的に探して選択・コピーできるのが特徴です。
手順としては、文字マップを開いてフォントを選択し、目的のウムラウト文字をクリック、「選択」ボタンを押してから「コピー」し、貼り付けるだけです。
ショートカットやコードを覚えたくない方には、この文字マップを使う方法が直感的で使いやすいでしょう。
コピー&ペーストで素早く入力する方法
最も手軽な方法のひとつが、インターネット上や他の文書からウムラウト文字をコピーして貼り付ける方法です。
Googleで「ü」と検索してコピーするだけでも、素早く入力が可能です。
頻繁に使う方は、よく使う文字をメモ帳などにまとめておくと、必要なときにすぐ呼び出せて便利でしょう。
また、WindowsのクリップボードマネージャーやGoogle日本語入力の単語登録機能を活用すると、さらに効率が上がります。
IMEの設定を変えてうに点々を入力しやすくする方法
続いては、IMEの設定を活用してうに点々をより入力しやすくする方法を確認していきます。
毎回文字コードを調べたり、コピーしたりするのは手間がかかります。
IMEに単語を登録しておくことで、キーワードを入力するだけで一発変換できるようになり、作業効率が格段にアップするでしょう。
Microsoft IMEへの単語登録の手順
Microsoft IMEに単語を登録する手順は以下のとおりです。
IME単語登録の手順
① タスクバーの「あ」または「A」アイコンを右クリック
② 「単語の追加」を選択
③「単語」欄にウムラウト文字(例:ü)を入力
④「よみ」欄に呼び出しキーワード(例:うー、うてん など)を入力
⑤「登録」ボタンを押して完了
登録後は、設定した「よみ」を入力してスペースキーを押すだけで、変換候補に「ü」が表示されるようになります。
一度登録してしまえば、以後は素早く入力できるため、頻繁に使う方には特におすすめの方法です。
Google日本語入力を使った効率的な入力方法
Google日本語入力(Gboard)は、Microsoft IMEよりも変換精度が高く、特殊文字の変換候補も豊富なことで知られています。
インストールするだけでIMEとして利用でき、単語登録機能も充実しているため、ウムラウト文字を多用する方には強力な選択肢となるでしょう。
設定方法はMicrosoft IMEと同様で、「ツール」→「単語登録」から簡単に追加できます。
Macでうに点々を入力する場合の方法
Macでウムラウト文字を入力する場合は、Windowsとは少し異なる手順になります。
Macでのウムラウト入力方法
キーボードで「u」「o」「a」などのキーを長押しすると、アクセント記号付き文字の一覧がポップアップ表示されます。
その中からウムラウト付きの文字を選ぶだけで入力が完了します。
この方法はMacの標準機能なので、追加設定は一切不要です。
Macユーザーにとっては、長押しするだけという非常に直感的な操作でウムラウトを入力できるのが大きな強みです。
WindowsよりもMacの方が特殊文字の入力がスムーズな場面が多いと感じる方も少なくないでしょう。
まとめ
本記事では「【パソコン】うに点々(濁点・ちょんちょん)の打ち方(変換・キーボード・IMEの設定も)」と題して、ウムラウト文字の入力方法をさまざまな角度から解説してきました。
うに点々(ウムラウト)の入力方法は、変換入力・文字コード入力・IME単語登録・文字マップ・コピー&ペーストなど複数あり、用途や使用頻度によって使い分けるのが賢明です。
たまにしか使わないという方はコピー&ペーストや文字マップで十分ですが、ドイツ語の資料作成や語学学習などで頻繁に使う方はIMEへの単語登録を活用するのがベストでしょう。
Windowsをお使いであれば「文字マップ」や「Unicode入力(Alt+X)」を、Macをお使いであれば「キーの長押し」を活用すると、スムーズにウムラウト文字を入力できます。
今回紹介した方法をぜひ実践して、入力作業をよりスムーズで快適なものにしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。