エクセルのグラフをコピーして別のシートや別のブックに貼り付けたとき、「グラフが元のシートのデータを参照し続けている」「参照先を別のデータに変更したい」という場面があります。
グラフをコピーした後の参照先変更は、「データの選択」機能から行うのが基本です。
この記事では、エクセルのグラフをコピーする際の参照先の仕組みと変更方法を詳しく解説していきます。
グラフのコピー後に参照先がどう変わるかを理解することが重要
それではまず、グラフをコピーした際に参照先がどのように変化するかの基本的な仕組みについて解説していきます。
同じブック内の別シートにコピーした場合の参照先
グラフを同じブック内の別シートにコピーすると、グラフの参照先は自動的に「元のシート名!データ範囲」という形式に更新されます。
元のシートのデータを引き続き参照するため、コピー先のシートのデータとは連動しません。
コピー先シートのデータを参照させたい場合は、「データの選択」から参照先を手動で変更する必要があります。
別ブックにコピーした場合の外部参照の仕組み
別のブックにグラフをコピーすると、「[元のブック名.xlsx]シート名!データ範囲」という外部参照が設定されます。
元のブックが開いていない場合は最後に読み込んだデータが表示されます。
外部参照を切り離したい場合は参照先を新しいブック内のデータに変更するか、グラフを画像として貼り付けることを検討しましょう。
「データの選択」でグラフの参照先を変更する手順
グラフの参照先を変更するには以下の手順で操作します。
1.参照先を変更したいグラフをクリックして選択する
2.グラフを右クリックして「データの選択」を開く
3.「グラフデータの範囲」欄の参照先を変更する
4.または「追加」「編集」「削除」から系列ごとに参照先を変更する
5.OKをクリックして変更を確定する
「グラフデータの範囲」欄を直接編集することで、参照先を素早く変更できます。
グラフのコピーと書式設定の維持方法
続いては、グラフをコピーした際の書式設定の維持方法について確認していきます。
グラフの書式を維持したままコピーする方法
グラフをCtrl+Cでコピーして同じブック内または別ブックにCtrl+Vで貼り付けた場合、グラフの書式(色・フォント・グラフの種類など)はそのまま維持されます。
書式を維持したままデータ参照先だけを変更したい場合は、コピー後に「データの選択」から参照先を変更する方法が最も確実です。
グラフテンプレートを使って書式を再利用する方法
作成したグラフの書式をテンプレートとして保存しておくことで、新しいグラフを作成する際に同じ書式を再利用できます。
グラフを右クリックして「テンプレートとして保存」を選択し、次回グラフ作成時に「テンプレート」からそのスタイルを選択することができます。
リンク貼り付けでグラフとデータを動的に連動させる方法
グラフをパワーポイントやワードに「リンク貼り付け」することで、エクセルのデータが更新されると貼り付け先のグラフも自動更新されます。
定期的に更新されるデータを使ったグラフ資料では、リンク貼り付けを活用することで手動更新の手間を大幅に削減できます。
まとめ
この記事では、エクセルでグラフをコピーする際の参照先の変化と変更方法・書式の維持・リンク貼り付けの活用まで幅広く解説しました。
グラフのコピー後は必ず「データの選択」から参照先を確認・修正することで、意図通りのデータを正確に表示するグラフが実現できます。
テンプレートやリンク貼り付けも活用して、グラフ作成と管理の効率を高めてみてください。