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3の倍数の見分け方は?条件と判定法も解説!(各位の和が3の倍数:桁の和:一覧:小さい順:3, 6, 9, 12…:証明など)

3の倍数の見分け方の基本条件
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3の倍数かどうかをすばやく見分ける方法は、算数や数学の計算で役立つ基本知識です。

大きな数でも、各位の数字を足すだけで判定できるため、筆算をしなくても確認できます。

ただし、なぜ桁の和で判断できるのか、0や負の数ではどう考えるのかまで理解しておくと、応用問題にも対応しやすくなるでしょう。

この記事では、3の倍数の条件、一覧、小さい順の並び方、判定法の証明、似たルールとの違いまでわかりやすく解説します。

3の倍数の見分け方の基本条件

3の倍数の見分け方の基本条件

それではまず、3の倍数を見分けるための最も大切な条件について解説していきます。

各位の和による判定方法

整数が3の倍数であるかを調べるときは、各位の数字をすべて足した数が3の倍数かどうかを確認します。

各位とは、一の位、十の位、百の位のように、数字が置かれているそれぞれの位のことです。

たとえば123なら、百の位の1、十の位の2、一の位の3を足して、1+2+3=6となります。

6は3で割り切れるため、123も3の倍数です。

9876の場合は、9+8+7+6=30です。

30は3の倍数なので、9876も3の倍数と判定できます。

判定の考え方

ある整数の各位の和が3の倍数なら、その整数も3の倍数です。

各位の和が3の倍数でなければ、その整数は3の倍数ではありません。

この方法では、元の数が何桁であっても同じ手順で確認できます。

何十桁もある数では足し算の途中で数が大きくなりますが、さらに各位を足し直しても問題ありません。

たとえば999999は各位の和が54であり、5+4=9です。

54も9も3の倍数なので、999999は3の倍数とわかります。

3で割り切れる数と余りの関係

3の倍数とは、3で割ったときの余りが0になる整数を指します。

18÷3=6のように整数で割り切れる数が該当します。

一方で、19÷3は6余り1となるため、19は3の倍数ではありません。

20÷3は6余り2となり、これも3の倍数ではない数です。

整数を3で割った余りは、0、1、2の3通りしかありません。

桁の和を計算する判定法は、この余りを効率よく調べるための方法といえます。

各位の和を3で割った余り 元の整数の判定
0 3の倍数 42、105、999
1 3の倍数ではない 13、34、100
2 3の倍数ではない 14、35、101

たとえば100の各位の和は1です。

1は3で割ると余り1なので、100を3で割っても余り1になります。

このように、元の数と各位の和は、3で割ったときに同じ余りになりやすい性質を持っています。

0と負の整数の扱い

0は3の倍数に含まれます。

0÷3=0となり、余りなく割り切れるためです。

倍数は、ある整数に整数を掛けて作られる数と考えられます。

0は3×0で表せるので、3の倍数といえます。

負の整数についても、判定の仕組みは変わりません。

たとえば-123は、3×-41と表せるため3の倍数です。

符号を除いた123の各位の和は6で、判定結果も一致します。

0は3の倍数です。

また、-15や-300のような負の整数も、絶対値が3の倍数なら3の倍数として扱います。

小さい順に並べた3の倍数一覧

続いては、3の倍数を小さい順に並べた一覧を確認していきます。

正の整数における基本の並び

正の3の倍数は、3に1、2、3と順番に整数を掛けることで作れます。

最初の並びは3、6、9、12、15、18、21、24、27、30です。

以後も3ずつ増えていくため、数列として見ると規則性が明確です。

順番 3の倍数 各位の和
1番目 3 3
2番目 6 6
3番目 9 9
4番目 12 3
5番目 15 6
6番目 18 9
7番目 21 3
8番目 24 6
9番目 27 9
10番目 30 3

一覧を見ると、各位の和も3、6、9のような3の倍数になっています。

ただし、各位の和が12や15になることもあり、必ず3、6、9だけになるわけではありません。

重要なのは、最終的に3で割り切れるかどうかです。

二桁と三桁の数における例

二桁の3の倍数を探すなら、10から99までの各数を順に確認する必要はありません。

十の位と一の位を足して3の倍数になる組み合わせを考えると、候補を絞れます。

たとえば42は4+2=6なので3の倍数です。

57は5+7=12であり、12は3の倍数なので57も該当します。

三桁の数でも同様で、123なら1+2+3=6、555なら5+5+5=15となります。

桁数が増えても、足す数字の数が増えるだけで判定条件は同じです。

桁の和 判定
111 3 3の倍数
234 9 3の倍数
456 15 3の倍数
789 24 3の倍数
124 7 3の倍数ではない
503 8 3の倍数ではない

連続する数の中での見つけ方

どの3つの連続する整数の中にも、3の倍数は必ず1つあります。

たとえば10、11、12では12が該当します。

13、14、15では15が該当し、16、17、18では18が該当します。

これは整数を3で割ったときの余りが0、1、2と繰り返されるためです。

ある数が3の倍数なら、その前後1つずつは3の倍数ではありません。

一方、その数から3離れた数は再び3の倍数になります。

連続する整数の規則

nが3の倍数なら、n-3、n、n+3、n+6も3の倍数です。

n+1とn+2は3の倍数にはなりません。

桁の和を使った判定手順

続いては、桁の和を用いて実際に判定する手順を確認していきます。

基本的な計算の進め方

最初に、調べたい整数を一の位まで見て、それぞれの数字を書き出します。

次に、書き出した数字をすべて加えます。

合計が3、6、9、12、15のように3で割り切れる数なら、元の数も3の倍数です。

合計が大きい場合は、合計の各位をもう一度足しても構いません。

たとえば7654321では、7+6+5+4+3+2+1=28です。

28は3の倍数ではないため、7654321も3の倍数ではありません。

864231の場合は、8+6+4+2+3+1=24です。

24は3で割り切れるので、864231は3の倍数と判断できます。

このとき、24を2+4=6とさらにまとめても、判定は変わりません。

繰り返し足す方法とデジタルルート

桁の和を何度も計算して一桁に近づける方法は、計算練習でもよく使われます。

たとえば74829の各位の和は7+4+8+2+9=30です。

30の各位の和は3+0=3なので、最終的に3となります。

最終結果が3、6、9なら、元の数は3の倍数です。

最終結果が1、2、4、5、7、8なら、3の倍数にはなりません。

ただし、0は例外ではなく、元の数が0の場合に3の倍数を表します。

桁の和を繰り返して3、6、9にたどり着けば、元の数は3の倍数です。

大きな数の暗算では、一度の合計が3の倍数かを見れば十分ですが、繰り返す方法も便利です。

計算ミスを防ぐ確認のポイント

桁の和による判定では、数字の読み落としがもっとも起こりやすいミスです。

特に0を含む数では、0を足しても値が変わらないため、意識から外れやすいでしょう。

しかし、0も一つの位として確認する習慣を付けると、数の並びを正しく追えます。

また、9は3の倍数なので、9を見つけたときはまとめて処理できます。

たとえば99942なら、9+9+9=27で3の倍数です。

残りの4+2=6も3の倍数なので、全体も3の倍数になります。

9、6、3のまとまりを見つけると、暗算の負担を減らせます。

3の倍数と9の倍数の違い

続いては、似た判定法を持つ3の倍数と9の倍数の違いを確認していきます。

共通する桁の和の性質

3の倍数も9の倍数も、各位の和を使って判定できます。

9の倍数では、各位の和が9の倍数なら元の数も9の倍数です。

たとえば729は7+2+9=18となり、18は9の倍数です。

そのため729は9の倍数であり、同時に3の倍数でもあります。

9は3で割り切れるため、9の倍数は必ず3の倍数に含まれます。

3の倍数でも9の倍数ではない例

3の倍数だからといって、必ず9の倍数になるわけではありません。

たとえば12は1+2=3で、3の倍数です。

しかし3は9で割り切れないため、12は9の倍数ではありません。

15、21、24、30なども同じです。

各位の和が3、6、12、15、21のときは3の倍数と判定できますが、9の倍数とは限りません。

桁の和 3の倍数 9の倍数
12 3 該当 該当しない
18 9 該当 該当
27 9 該当 該当
42 6 該当 該当しない
999 27 該当 該当

6の倍数との組み合わせ

6の倍数を見分けるには、3の倍数であることに加えて、2の倍数であることが必要です。

つまり、各位の和が3の倍数で、なおかつ一の位が0、2、4、6、8であれば6の倍数です。

たとえば42は4+2=6で3の倍数です。

さらに一の位が2で偶数なので、42は6の倍数でもあります。

45は4+5=9で3の倍数ですが、一の位が5で奇数です。

そのため45は6の倍数ではありません。

6の倍数の判定

3の倍数であり、かつ2の倍数である数が6の倍数です。

桁の和と一の位の両方を確認することがポイントです。

各位の和で判定できる理由の証明

続いては、各位の和で3の倍数を判定できる理由を確認していきます。

十進法における数の表し方

たとえば三桁の整数abcは、百の位、十の位、一の位に分けて考えられます。

数字a、b、cを使うと、その数は100a+10b+cと表せます。

100は99+1、10は9+1と考えられます。

99も9も3の倍数なので、3で割った余りだけを見るなら、100は1と同じ扱いになり、10も1と同じ扱いになります。

そのため100a+10b+cは、3で割った余りについてa+b+cと同じになります。

これが、三桁の数を各位の和で判定できる理由です。

三桁の数abcは100a+10b+cと表せます。

100と10は3で割るとどちらも余り1なので、3の倍数かどうかはa+b+cで判定できます。

どの桁数にも使える考え方

四桁や五桁の整数でも、考え方は同じです。

1000、10000、100000のような10のべき乗は、3で割るとすべて余り1になります。

理由は、10=9+1であり、10を何回掛けても3で割った余りが1になるためです。

したがって、12345は10000+2000+300+40+5と分けて考えても、3で割った余りは1+2+3+4+5の余りと一致します。

1+2+3+4+5=15は3の倍数なので、12345も3の倍数です。

十進法では、各位の重みが3で割るとすべて1として扱える点が、判定法の基礎になります。

余りを使った考え方

数学では、割り算の余りに注目して性質を調べる考え方を使います。

3で割った余りだけを考える場合、9、99、999はすべて余り0です。

10、100、1000は、それぞれ9に1を足した数、99に1を足した数、999に1を足した数と見られます。

よって、各位に掛かる10、100、1000などは、余りの計算ではすべて1になります。

この性質により、元の整数から各位の和へ置き換えても、3の倍数かどうかは変わりません。

証明の流れを理解すると、丸暗記ではなく納得して判定法を使えるようになるでしょう。

3の倍数の見分け方のまとめ

3の倍数は、各位の数字を合計し、その和が3で割り切れるかを調べることで見分けられます。

123なら1+2+3=6、456なら4+5+6=15となり、どちらも3の倍数です。

桁の和が3の倍数なら元の数も3の倍数という条件を覚えておけば、大きな整数でも短時間で判定できます。

小さい順の3の倍数は、3、6、9、12、15のように3ずつ増えていきます。

0も3の倍数であり、負の整数も絶対値が3の倍数なら同様に扱えます。

また、9の倍数は必ず3の倍数ですが、3の倍数がすべて9の倍数になるわけではありません。

6の倍数を調べるときは、桁の和による3の倍数の判定に加え、一の位が偶数かどうかも確認しましょう。

各位の和によるルールは、10、100、1000が3で割ったときに余り1となる性質から成り立っています。

計算問題では、数字の読み落としを避けながら桁の和を確実に求めることが大切です。

基本条件と証明の考え方を押さえ、3の倍数の判定を日々の計算に活用してください。