この記事では、酸化カルシウムと水の反応式は?水によく溶ける?溶けない?【CaO + H2O → Ca(OH)2 :溶解性】について解説していきます。
結論として
・酸化カルシウムは水と反応する物質であり、
・酸化カルシウムと水の反応式(水酸化カルシウムの生成式)はCaO + H2O → Ca(OH)2
ですね。
それでは詳しく見ていきましょう!
酸化カルシウムと水の反応式【水酸化カルシウムの生成の化学反応式:CaO + H2O → Ca(OH)2】
まずは、酸化カルシウムと水の反応式について確認していきます。
酸化カルシウムが水と反応する際、以下のような反応が起こります。
酸化カルシウム(CaO)が水(H2O)と反応し、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)を生成します。
何度も書いたりして忘れないように注意しましょう!
この反応は発熱反応であり、不可逆的に進行します。
酸化カルシウムは水と反応する?反応しない?水との反応性
続いては、酸化カルシウムが水と反応するか?反応しないか?についても確認していきます!
上記の通り、酸化カルシウムは水と反応し、水酸化カルシウムを生成します。
酸化カルシウムの水に対する溶解性については、次の項目で確認しましょう。
酸化カルシウムの水への溶解性
酸化カルシウムは水に溶解し、上記の反応式に従って水酸化カルシウムを生成します。
ただし、その溶解度は比較的低く、常温の水100gに対して約0.12g程度です。
水酸化カルシウムは、さらに水に溶解して、アルカリ性の溶液となります。
この性質から、酸化カルシウムは建材や土壌改良剤などに利用されています。
一方で、酸化カルシウムを大量の水に加えると、発熱反応により溶液の温度が上昇し、水蒸気が発生することがあります。
取り扱いには注意が必要です。
まとめ 酸化カルシウムは水と反応する?反応しない?【CaO + H2O → Ca(OH)2:反応性・溶解性】
ここでは、酸化カルシウムと水の反応式は?水と反応する?反応しない?【CaO + H2O → Ca(OH)2:反応性】について確認しました。
酸化カルシウムは水と反応する物質であり、その反応過程では水酸化カルシウムを生成します。
また、酸化カルシウムは水に溶解しますが、その溶解度は比較的低いです。
酸化カルシウムの各性質に慣れ、さらに楽しく化学の勉強をしていきましょう!