【Excel】エクセルの凡例名を変更する方法(グラフ・系列名・項目名・できない場合の対処法)を知っておくと、グラフを資料やレポートに載せるときに、見やすく分かりやすい表示へ整えられます。
Excelの凡例名は、グラフの系列名や元データの見出しと連動していることが多く、どこを変更すればよいのか分かりにくいことがあります。
また、凡例だけを直接編集しようとしても変更できない、系列名が反映されない、項目名と凡例名の違いが分からないといった悩みも出やすい部分です。
この記事では、エクセルの凡例名を変更する基本操作、系列名を編集する方法、元データから直す方法、横軸項目名との違い、変更できない場合の対処法まで解説していきます。
凡例名は系列名または元データの見出しを変更すると反映されます
それではまず、エクセルの凡例名を変更するうえで最も大切な結論について解説していきます。
Excelグラフの凡例名は、基本的にグラフの系列名として扱われています。
そのため、凡例名を変えたい場合は、グラフ上の凡例を直接書き換えるのではなく、系列名の編集または元データの見出しを変更するのが基本です。
凡例名はグラフの説明ラベルではなく、データ系列の名前として管理されている点を押さえましょう。
たとえば、売上、利益、前年売上といった複数の系列がある場合、凡例にはそれぞれの系列名が表示されます。
凡例名と系列名はほぼ同じ意味で使われます
Excelのグラフでは、棒や線などのまとまりを系列と呼びます。
その系列を見分けるために表示される名前が凡例名です。
したがって、凡例名を変更する操作は、実際には系列名を変更する操作と考えると分かりやすいでしょう。
元データの見出しを変えると凡例名も変わります
グラフを作成するとき、表の列見出しや行見出しが系列名として使われることがあります。
そのため、元データの見出しを変更すると、グラフの凡例名も自動で変わる場合があります。
資料全体で表とグラフの表記をそろえたいときは、元データの見出しから直す方法が便利です。
凡例だけを直接入力しても変更できない場合があります
グラフ上の凡例をクリックして文字を入力しようとしても、セルのように直接編集できないことがあります。
これは、凡例がグラフの表示要素であり、元データや系列設定と連動しているためです。
直接変更できないときは、データの選択画面から系列名を編集しましょう。
かなり重要なのは、凡例名を変えたいときに凡例そのものを無理に編集しようとしないことです。
系列名または元データの見出しを変更すれば、正しい形でグラフに反映されます。
グラフの系列名から凡例名を変更する方法を確認していきます
続いては、グラフの系列名から凡例名を変更する方法を確認していきます。
この方法は、元データの見出しを変えずに、グラフ上だけの凡例名を変更したいときに便利です。
たとえば、表では社内管理用の略称を使い、グラフでは分かりやすい表示名にしたい場合に向いています。
データの選択から系列名を編集します
グラフをクリックし、右クリックメニューからデータの選択を開きます。
凡例項目の中から変更したい系列を選び、編集を押します。
系列名の欄に表示したい名前を入力するか、名前が入っているセルを指定すると変更できます。
操作例です。
グラフをクリックします。
右クリックしてデータの選択を選びます。
凡例項目から系列を選びます。
編集を押します。
系列名に新しい名前を入力します。
OKを押すと凡例名が変わります。
セル参照で系列名を指定できます
系列名は直接文字を入力するだけでなく、セルを参照して設定できます。
たとえば、B1セルに売上高と入力し、系列名にB1を指定すれば、B1の内容が凡例名として表示されます。
後からB1の文字を変更すれば、凡例名も連動して変わるため管理しやすくなります。
グラフだけ表記を変えたい場合は直接入力が便利です
元データの見出しは変えたくないが、グラフ上の凡例だけ見やすくしたい場合は、系列名に直接文字を入力します。
たとえば、表ではA商品、B商品と書かれていても、グラフでは定番商品、新商品と表示できます。
ただし、元データとの対応関係が分かりにくくならないよう注意しましょう。
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変更方法 |
向いている場面 |
注意点 |
|---|---|---|
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元データの見出しを変更します。 |
表とグラフの表記をそろえたい場面です。 |
表の文字も変わります。 |
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系列名に直接入力します。 |
グラフだけ表示を変えたい場面です。 |
元データとは連動しにくくなります。 |
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系列名にセル参照を使います。 |
管理しやすくしたい場面です。 |
参照セルを削除しないよう注意します。 |
元データから凡例名を変更する方法を確認していきます
続いては、元データから凡例名を変更する方法を確認していきます。
グラフと表の内容を一致させたい場合は、元データの見出しを変更する方法が最も自然です。
Excelでは、表の先頭行や先頭列がグラフの系列名として使われることが多いためです。
列見出しが凡例名になることがあります
月別売上の表で、列見出しに商品A、商品B、商品Cと入力されている場合、それが凡例名として表示されることがあります。
この場合は、列見出しを変更すれば凡例名も変わります。
グラフを作り直す必要がないため、簡単で分かりやすい方法です。
行と列の切り替えで凡例名が変わることがあります
グラフでは、行を系列として扱うか、列を系列として扱うかによって凡例名が変わります。
思った凡例名にならない場合は、グラフデザインの行列の切り替えを確認してみましょう。
表の作り方によっては、横軸項目名と凡例名が逆に見えることもあります。
空白や重複した見出しに注意します
元データの見出しが空白だと、凡例名が系列1や系列2のように自動表示される場合があります。
また、同じ見出しが複数あると、グラフを見た人がどのデータか判断しにくくなります。
凡例名を分かりやすくするには、元データの見出しを具体的に整えることが大切です。
凡例名と項目名の違いを確認していきます
続いては、凡例名と項目名の違いを確認していきます。
Excelグラフでは、凡例名と横軸の項目名を混同しやすいです。
どちらもグラフ上に文字として表示されるため、変更したい場所がどちらなのかを見分けることが大切です。
凡例名はデータ系列を表します
凡例名は、グラフ内の色や線が何を表しているかを示す名前です。
たとえば、売上、利益、費用などが凡例名として表示されることがあります。
複数の系列を比較するグラフでは、凡例名がないと内容が分かりにくくなります。
項目名は横軸やカテゴリを表します
項目名は、横軸に表示される月、商品名、店舗名などのカテゴリを表します。
凡例名とは別の設定で管理されているため、凡例名を変更しても横軸の項目名は変わりません。
横軸を変えたい場合は、横軸ラベルの編集を行います。
円グラフでは項目名の見え方が変わります
円グラフの場合、凡例に項目名が表示されることがあります。
棒グラフや折れ線グラフとは表示の考え方が少し異なるため、どのデータ範囲が凡例に使われているか確認しましょう。
円グラフでは、項目名とデータラベルの両方を整えると見やすくなります。
凡例名を変更できない場合の対処法を確認していきます
続いては、凡例名を変更できない場合の対処法を確認していきます。
凡例名を変更しようとしても反映されない場合、グラフの種類、参照範囲、保護設定、ピボットグラフなどが原因になっていることがあります。
原因ごとに確認すれば、無理なく修正できます。
参照範囲がずれていないか確認します
元データを編集しても凡例名が変わらない場合、グラフが別のセルを参照している可能性があります。
データの選択を開き、系列名の参照先を確認しましょう。
不要な範囲を参照している場合は、正しい見出しセルに指定し直します。
ピボットグラフでは元のフィールド名が影響します
ピボットグラフでは、通常のグラフと違い、ピボットテーブルのフィールド名や項目名が凡例に反映されます。
そのため、グラフ側だけで直接変えようとしても思うように変更できないことがあります。
ピボットテーブル側のフィールド名や表示名を確認するとよいでしょう。
シートやブックが保護されている場合があります
グラフやシートが保護されていると、系列名の編集ができないことがあります。
校閲タブからシート保護の状態を確認し、編集権限がある場合は保護を解除してから変更します。
共有ファイルでは、勝手に保護を解除せず、管理者や作成者に確認したほうが安全です。
凡例名が変わらないときは、凡例を直接触るよりも、データの選択、元データ、ピボットテーブル、保護設定の順に確認すると原因を見つけやすくなります。
まとめ
【Excel】エクセルの凡例名を変更する方法(グラフ・系列名・項目名・できない場合の対処法)では、凡例名が系列名と連動している点を理解することが大切です。
凡例名を変更するには、元データの見出しを変える方法、データの選択から系列名を編集する方法、セル参照で管理する方法があります。
表とグラフの表記をそろえたい場合は元データを変更し、グラフだけ見やすくしたい場合は系列名を直接編集するとよいでしょう。
凡例名と横軸の項目名は別の要素なので、変更したい場所を見分けることも重要です。
変更できない場合は、参照範囲、ピボットグラフ、保護設定、行列の切り替えを確認しましょう。
凡例名を整えるだけで、グラフの伝わりやすさは大きく変わります。