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【Excel】エクセルでまとめて選択(一括・図形・画像・セルの範囲指定も)

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エクセルで作業をしていると、「複数のセルをまとめて選択したい」「シート上の図形や画像をまとめて選びたい」という場面はよくあるものです。

一つひとつクリックして選ぶのは手間がかかるうえ、選び漏れも起きやすくなります。

エクセルにはセル・図形・画像・離れた範囲など、さまざまなまとめて選択する方法が用意されており、使いこなすことで作業スピードが大幅に上がるでしょう。

この記事では、セルの範囲指定から図形・画像の一括選択まで、シーン別にわかりやすく解説します。

エクセルでまとめて選択する基本はShiftキーとCtrlキー

☷Book1.xlsx – Excel
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B2:C4fx
A B C D
1 商品名 単価 数量 合計
2 りんご 150 10 1500
3 みかん 80 20 1600
4 ぶどう 300 5 1500
5
Sheet1Sheet2Sheet3

それではまず、エクセルでまとめて選択する基本操作から解説していきます。

エクセルでのまとめて選択において、もっとも基本となるのが「Shiftキー」と「Ctrlキー」の使い分けです。

この2つのキーを状況に応じて使い分けるだけで、セルの選択操作が格段に楽になります。

・Shiftキー+クリック:始点から終点まで連続したセルをまとめて選択

・Ctrlキー+クリック:離れた位置にある複数のセルを個別にまとめて選択

・Ctrl+A:シート全体またはデータ範囲全体をまとめて選択

これらの操作はセルだけでなく、行・列・シートタブの選択にも同様に使えます。

Shiftキーで連続するセルをまとめて選択する

連続したセル範囲をまとめて選択するには、まず選択したい範囲の始点となるセルをクリックします。

次にShiftキーを押しながら終点のセルをクリックすると、始点から終点までの範囲がまとめて選択されます。

マウスをドラッグして選択する方法もありますが、範囲が広い場合はShiftキーを使った方が正確で素早く選択できるでしょう。

また、Shiftキーを押しながら矢印キーを操作することでも、キーボードだけで選択範囲を広げることができます。

Ctrlキーで離れたセルをまとめて選択する

連続していない離れた複数のセルをまとめて選択したい場合は、Ctrlキーを押しながら各セルをクリックします。

たとえばA1・C3・E5のように飛び飛びの位置にあるセルでも、Ctrlキーを押したまま順番にクリックしていくだけでまとめて選択できます。

さらにCtrlキーを押しながらドラッグすれば、離れた複数の範囲をまとめて選択することも可能です。

書式変更や数値入力など、特定のセルだけをまとめて操作したいときに非常に役立ちます。

Ctrl+Aでシート全体またはデータ範囲をまとめて選択する

Ctrl+Aキーを押すと、カーソルがデータ範囲内にある場合はそのデータ範囲全体が選択されます。

もう一度Ctrl+Aキーを押すと、シート全体が選択されます。

シート全体の書式をまとめてクリアしたり、全セルのフォントをまとめて変更したりするときに便利でしょう。

エクセルで行・列をまとめて選択する方法

続いては、行・列をまとめて選択する方法を確認していきます。

行や列をまとめて選択する場合は、セルではなく行番号・列番号をクリックするのがポイントです。

行番号や列番号をクリックすることでその行・列全体が選択され、複数まとめて選ぶことも簡単に行えます。

複数行をまとめて選択する

行番号をクリックすると、その行全体が選択されます。

連続した複数行を選択したい場合は、始点の行番号をクリックしてからShiftキーを押しながら終点の行番号をクリックします。

離れた複数行を選択したい場合は、Ctrlキーを押しながら各行番号をクリックします。

選択した行に対して書式変更・削除・非表示など、さまざまな操作をまとめて行えます。

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2:4fx
A B C
1 商品名 単価 数量
2 りんご 150 10
3 みかん 80 20
4 ぶどう 300 5
5 もも 200 8
Sheet1Sheet2

行番号2〜4をShiftキーでまとめて選択した状態のイメージです。

選択された行は背景色が変わり、行番号も強調表示されます。

複数列をまとめて選択する

列番号(A・B・Cなど)をクリックすると、その列全体が選択されます。

連続した複数列を選択する場合は、始点の列番号をクリックしてからShiftキーを押しながら終点の列番号をクリックします。

離れた複数列を選択する場合は、Ctrlキーを押しながら各列番号をクリックします。

列幅の一括変更や書式の一括設定など、複数列に同じ操作を適用したいときに活躍するでしょう。

行と列を同時にまとめて選択する

行番号と列番号を同時に選択することも可能です。

たとえば行番号2をクリックしてからCtrlキーを押しながら列番号Cをクリックすると、2行目全体とC列全体を同時に選択できます。

異なる種類の範囲を組み合わせて選択する場面では、Ctrlキーが活躍するでしょう。

エクセルで図形・画像をまとめて選択する方法

続いては、シート上の図形や画像をまとめて選択する方法を確認していきます。

図形・画像はセルとは独立したオブジェクトです。通常のセル選択操作では選べないため、専用の選択方法を使う必要があります。

「オブジェクトの選択」でドラッグして一括選択する

ホームタブの右端にある「検索と選択」をクリックし、メニューから「オブジェクトの選択」をクリックします。

この状態でマウスをドラッグすると、ドラッグした範囲内にある図形・画像・テキストボックスをすべてまとめて選択できます。

「オブジェクトの選択」モードはEscキーを押すと解除され、通常のセル選択に戻ります。

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🔍 検索と選択 ▼
検索(F)…
置換(R)…
ジャンプ(G)…
条件を選択してジャンプ(S)…
オブジェクトの選択(O)
オブジェクトの選択と表示(P)
Sheet1Sheet2

ホームタブ→「検索と選択」→「オブジェクトの選択」をクリックする操作イメージです。

Ctrlキーで図形を一つずつ追加選択する

図形をクリックして選択した状態で、Ctrlキーを押しながら他の図形をクリックすると、複数の図形をまとめて選択できます。

「オブジェクトの選択」モードに切り替えなくても使えるため、少数の図形をまとめて選びたい場合に便利です。

選択中にShiftキーを押しながらクリックでも同様に複数選択が可能です。

「選択ウィンドウ」でオブジェクトを一覧から選択する

「検索と選択」→「オブジェクトの選択と表示」をクリックすると、シート右側に選択ウィンドウが表示されます。

選択ウィンドウにはシート上のすべてのオブジェクトが一覧で表示されるため、名前で目的のオブジェクトを探してまとめて選択できます。

CtrlキーやShiftキーを使いながら一覧からクリックすることで、複数のオブジェクトをまとめて選択することも可能です。

図形・画像のまとめて選択方法まとめ

・ホーム→検索と選択→「オブジェクトの選択」→ドラッグで範囲選択

・Ctrlキーを押しながら図形を一つずつクリックして複数選択

・「オブジェクトの選択と表示」の選択ウィンドウから一覧で選択

エクセルで条件を指定してセルをまとめて選択する方法

続いては、特定の条件を指定してセルをまとめて選択する方法を確認していきます。

エクセルの「条件を選択してジャンプ」機能を使うと、空白セル・数式セル・定数セルなど、条件に合うセルだけをまとめて選択できます。

大量のデータを扱う際に非常に役立つ機能です。

空白セルだけをまとめて選択する

データ範囲を選択した状態でCtrl+Gキーを押し、「ジャンプ」ダイアログの「セル選択」をクリックします。

「空白セル」を選択してOKをクリックすると、範囲内の空白セルだけをまとめて選択できます。

空白セルをまとめて「0」や「-」などで埋めたいときに大変便利です。

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選択オプション





キャンセル
OK
Sheet1Sheet2

Ctrl+Gキー→「セル選択」→「空白セル」を選択してOKをクリックする操作イメージです。

数式が入ったセルだけをまとめて選択する

「条件を選択してジャンプ」で「数式」を選択すると、数式が入力されているセルだけをまとめて選択できます。

数式セルの書式をまとめて変更したり、誤って数式を上書きしないように確認したりするときに役立ちます。

さらに「数値」「文字」「論理値」「エラー値」など、数式の結果の種類で絞り込む細かい指定も可能です。

同じ書式のセルをまとめて選択する

特定のセルを右クリックし、「同じ書式のセルを選択」をクリックすると、同じ書式(フォント・背景色など)が設定されたセルをまとめて選択できます。

色分けされた表で特定の色のセルだけをまとめて操作したいときなどに重宝するでしょう。

条件付き書式と組み合わせることで、より柔軟な選択操作が可能になります。

エクセルでシートをまとめて選択する方法

続いては、シートタブをまとめて選択する方法を確認していきます。

シートタブを複数まとめて選択することで、複数シートに同じ入力や書式変更をまとめて適用できます。

「作業グループ」とも呼ばれるこの機能は、同じ構成のシートを一括で編集したいときに非常に便利です。

ShiftキーとCtrlキーでシートタブを複数選択する

シートタブをCtrlキーを押しながらクリックすると、離れたシートを複数まとめて選択できます。

連続したシートをまとめて選択する場合は、始点のシートタブをクリックしてからShiftキーを押しながら終点のシートタブをクリックします。

複数のシートが選択された状態では、タイトルバーに「作業グループ」と表示されます。

☷Book1.xlsx [作業グループ] – Excel
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(シート内容エリア)
Sheet1
Sheet2
Sheet3
Sheet4

Sheet1〜Sheet3がまとめて選択(作業グループ)になっている状態のイメージです。

タイトルバーに「作業グループ」と表示されているのが確認できます。

すべてのシートをまとめて選択する

シートタブの上で右クリックし、「すべてのシートを選択」をクリックすると、ブック内のすべてのシートをまとめて選択できます。

全シートに共通のヘッダーやフッターを設定したり、全シートのページ設定をまとめて変更したりするときに便利でしょう。

作業グループ解除の方法

作業グループを解除するには、選択していないシートタブをクリックするか、選択中のシートタブの上で右クリックして「シートのグループ解除」をクリックします。

作業グループ状態のまま操作を続けると、すべての選択シートに変更が適用されてしまうため、作業が終わったら忘れずに解除しましょう。

シートのまとめて選択まとめ

・Ctrlキー+シートタブクリック:離れた複数シートを選択

・Shiftキー+シートタブクリック:連続した複数シートを選択

・右クリック→「すべてのシートを選択」:全シートを選択

・解除は選択していないタブをクリックするか「シートのグループ解除」

まとめ

この記事では、エクセルでまとめて選択する方法について解説しました。

ShiftキーやCtrlキーを使ったセルの複数選択から、行・列の一括選択、図形・画像のまとめて選択、条件によるセルの一括選択、シートタブの複数選択まで、さまざまな場面に応じた方法を紹介しました。

まとめて選択できるようになると、書式変更・削除・入力など多くの操作を一度でまとめて行えるようになります。

特に「条件を選択してジャンプ」や「オブジェクトの選択」は知らないと損をする便利機能です。

ぜひ今回紹介した方法を活用して、エクセルの選択操作をもっとスムーズにしてみてください。