この記事では、カリウムと水の反応式は?水に溶ける?溶けない?【2K + 2H2O → 2KOH + H2 :反応性・溶解性】について解説していきます。
結論として
・カリウムは水と激しく反応する金属であり、
・カリウムと水の反応式(水酸化カリウムと水素の生成式)は2K + 2H2O → 2KOH + H2
・カリウムは水に溶けない
ですね。
それでは詳しく見ていきましょう!
カリウムと水の反応式【水酸化カリウムと水素の生成の化学反応式:2K + 2H2O → 2KOH + H2】
まずは、カリウムと水の反応式について確認していきます。
カリウムが水と反応する際、以下のような反応が起こります。
2K + 2H2O → 2KOH + H2
カリウム(K)が水(H2O)と反応し、水酸化カリウム(KOH)と水素ガス(H2)を生成します。
何度も書いたりして忘れないように注意しましょう!
この反応は発熱反応であり、不可逆的に進行します。
カリウムは水に溶ける?溶けない?水への溶解性と反応性
続いては、カリウムが水に溶けるか?溶けないか?についても確認していきます!
カリウムは水に溶けない金属ですが、上記の通り、水と激しく反応して水酸化カリウムと水素ガスを生成します。
カリウムの水への溶解性と反応性については、次の項目で詳しく確認しましょう。
カリウムの水への溶解性と反応性
カリウムは水に溶けない金属ですが、水と非常に激しく反応する性質があります。
常温の水にカリウムを入れると、カリウムは水面上を激しく動き回り、水素ガスを発生させながら反応が進行します。
この反応は発熱反応であり、反応が進むにつれて溶液の温度は上昇します。また、生成された水素ガスは引火性が高く、場合によっては爆発的に燃焼することもあります。
生成された水酸化カリウムは水に非常によく溶ける物質であり、反応が進むと強アルカリ性の溶液となります。
この反応は非常に危険であり、取り扱いには細心の注意が必要です。
まとめ カリウムは水に溶ける?溶けない?【2K + 2H2O → 2KOH + H2:反応性・溶解性】
ここでは、カリウムと水の反応式は?水に溶ける?溶けない?【2K + 2H2O → 2KOH + H2:反応性・溶解性】について確認しました。
カリウムは水に溶けない金属ですが、水と激しく反応して水酸化カリウムと水素ガスを生成します。この反応は発熱反応であり、引火性の高い水素ガスを発生するため、取り扱いには十分な注意が必要です。
カリウムの各性質に慣れ、さらに楽しく化学の勉強をしていきましょう!ただし、カリウムの取り扱いには細心の注意を払ってくださいね。