3の倍数の一覧は?小さい順に並べると?(3, 6, 9, 12, 15, 18, 21, 24, 27, 30…:規則性:100までの一覧など)
3の倍数は、算数の基礎から受験対策、日常の計算まで幅広く登場する大切な数の並びです。
小さい順に並べる方法や100までの一覧、見分け方を知っておくと、計算問題への苦手意識も減らせるでしょう。
この記事では、3の倍数の規則性、一覧表、足し算による判定方法などを、例を交えながらわかりやすく紹介します。
3の倍数の一覧と基本ルール

それではまず、3の倍数の一覧と基本的な考え方について解説していきます。
小さい順に並ぶ3の倍数
3の倍数とは、3で割り切れる整数のことです。
0も3で割り切れるため3の倍数に含まれますが、学校の問題では正の整数だけを並べる場面も多いため、設問の条件を確認すると安心でしょう。
3の倍数は、3に自然数を掛けて作れます。
3×1は3、3×2は6、3×3は9というように、掛ける数を1ずつ増やすと、3ずつ大きい数が続きます。
正の3の倍数を小さい順に書くと、3、6、9、12、15、18、21、24、27、30と続きます。
その後も33、36、39、42、45、48、51と、前の数に3を足す規則で無限に並べられます。
数列として見ると、最初の数が3で、差が3の等差数列でもあります。
100までの一覧表
100までの3の倍数を確認したいときは、表にすると抜けや重複を防ぎやすくなります。
| 順番 | 3の倍数 | 順番 | 3の倍数 | 順番 | 3の倍数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 2 | 6 | 3 | 9 |
| 4 | 12 | 5 | 15 | 6 | 18 |
| 7 | 21 | 8 | 24 | 9 | 27 |
| 10 | 30 | 11 | 33 | 12 | 36 |
| 13 | 39 | 14 | 42 | 15 | 45 |
| 16 | 48 | 17 | 51 | 18 | 54 |
| 19 | 57 | 20 | 60 | 21 | 63 |
| 22 | 66 | 23 | 69 | 24 | 72 |
| 25 | 75 | 26 | 78 | 27 | 81 |
| 28 | 84 | 29 | 87 | 30 | 90 |
| 31 | 93 | 32 | 96 | 33 | 99 |
100以下の正の3の倍数は、3から99までの33個です。
100は3で割り切れないため、一覧の最後は99になります。
100までの3の倍数を問われた場合、最も大きい数は99です。
3×33が99となるため、個数は33個とすぐに確認できます。
負の数と0を含めた考え方
整数の範囲で3の倍数を考えるなら、マイナスの数も含まれます。
たとえばマイナス3、マイナス6、マイナス9も、3で割った結果が整数になるため3の倍数です。
数直線上では、マイナス側にも3刻みの数が続き、中央に0があります。
3の倍数は正の数だけに限られない点を押さえると、整数問題への対応力が高まります。
一方で、日常的な数え上げでは正の倍数だけを扱うことが多いため、問題文の範囲に合わせることが重要です。
3の倍数に共通する規則性
続いては、3の倍数に見られる規則性を確認していきます。
3ずつ増える数の並び
3の倍数の最もわかりやすい特徴は、隣り合う数の差が常に3になることです。
たとえば12の次は15、15の次は18となり、どこを見ても3ずつ増えています。
逆に、大きい3の倍数から3を引き続ければ、小さい3の倍数へ戻れます。
48の前後にある3の倍数を調べる場合、48から3を引くと45です。
48に3を足すと51になるため、45、48、51と並びます。
この規則を使えば、一覧を暗記していなくても、必要な範囲の数を順番に作れます。
前の数に3を加えるという操作を繰り返すだけなので、低学年の学習にも役立つ考え方です。
一の位だけでは判定できない理由
2の倍数なら一の位が0、2、4、6、8であることから見分けられます。
しかし3の倍数は、一の位だけを見ても正しく判定できません。
たとえば21と24は3の倍数ですが、末尾は1と4です。
反対に、末尾が3の13は3の倍数ではありません。
この違いは、3の倍数の判定には各位の数字すべてが関係するためです。
3の倍数かどうかを、一の位だけで判断することはできません。
各位の数字を足す判定方法を使うと、桁数が多い数でも効率よく確認できます。
九九とのつながり
3の段の九九は、3の倍数を覚える入口になります。
3、6、9、12、15、18、21、24、27という並びは、3×1から3×9までの答えそのものです。
九九の範囲を超えた30以降も、27に3を足せば30、さらに3を足せば33と続けられます。
掛け算として考えるなら、3×10は30、3×20は60、3×30は90です。
九九と数列の見方を結び付けると、掛け算と足し算の両方から3の倍数を理解できるようになります。
各位の和による3の倍数の判定
続いては、数字を足して見分ける判定方法について確認していきます。
各位を足す判定の仕組み
3の倍数は、各位の数字をすべて足した合計が3の倍数なら、元の数も3の倍数になります。
たとえば123では、1と2と3を足すと6です。
6は3の倍数なので、123も3の倍数と判断できます。
456の場合は、4と5と6を足すと15です。
15は3で割り切れるため、456も3の倍数です。
足した数が大きくなっても、さらに各位を足して小さくできます。
9999なら、9と9と9と9で36になり、3と6で9となります。
9は3の倍数なので、9999も3の倍数です。
判定方法の具体例
実際にいくつかの数を使って、判定の流れを確認しましょう。
| 調べる数 | 各位の和 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 72 | 7と2で9 | 3の倍数 | 9が3で割り切れるため |
| 145 | 1と4と5で10 | 3の倍数ではない | 10が3で割り切れないため |
| 258 | 2と5と8で15 | 3の倍数 | 15が3で割り切れるため |
| 1002 | 1と0と0と2で3 | 3の倍数 | 3が3で割り切れるため |
| 2024 | 2と0と2と4で8 | 3の倍数ではない | 8が3で割り切れないため |
| 12345 | 1と2と3と4と5で15 | 3の倍数 | 15が3で割り切れるため |
割り算を筆算で行わなくても判定できるため、大きな数ほど便利さを感じやすいでしょう。
各位の和が3の倍数かを見ることが、判定の中心になります。
3の倍数と9の倍数の違い
9の倍数も、各位の和を使って判定できます。
ただし、各位の和が3の倍数であれば3の倍数ですが、9の倍数とは限りません。
たとえば15は3で割り切れますが、9では割り切れません。
そのため、各位の和が15になる数は3の倍数であり、9の倍数ではありません。
9の倍数なら必ず3の倍数です。
しかし、3の倍数すべてが9の倍数になるわけではありません。
3と9の判定ルールは似ているため、各位の和がどちらで割り切れるかを落ち着いて確かめることが大切です。
100までの3の倍数の探し方
続いては、100までの範囲で3の倍数を探す方法を確認していきます。
3から順に足していく方法
最も基本的な方法は、3から始めて3を繰り返し足すやり方です。
3、6、9、12と書き進め、99まで到達したら次は102になります。
102は100を超えるため、100までの一覧は99で終わりです。
小さい範囲ではこの方法が直感的で、数の並びを体感しながら覚えられます。
ただし、急いで書くと36の次に42と書いて39を飛ばすなどのミスが起きやすいため、必ず3ずつの差を確認しましょう。
掛け算で上限を求める方法
100以下の3の倍数が何個あるかを知りたいときは、3に何を掛けると100以下になるかを考えます。
3×33は99で、3×34は102です。
したがって、100以下の正の3の倍数は33個となります。
上限が250の場合も同じ考え方です。
3×83は249で、3×84は252となるため、250以下の正の3の倍数は83個です。
この方法は、一覧をすべて書かずに個数だけ求めたいときに向いています。
倍数の問題では、上限を超えない最大の掛け算を見つけることがポイントでしょう。
表から拾う方法
100までの整数が表になっている場合は、3、6、9という位置を目印にすると探しやすくなります。
10個ずつの表では、各段に3の倍数が3個または4個含まれることがあります。
たとえば1から10までには3、6、9の3個があり、11から20までには12、15、18の3個があります。
21から30までには21、24、27、30の4個が入ります。
このように区切り方によって数は変わりますが、全体では3ごとの一定の間隔が保たれています。
表の中で斜めや縦に規則を探すと、倍数を視覚的に理解しやすくなります。
3の倍数を使う計算問題
続いては、3の倍数が使われる代表的な計算問題を確認していきます。
和と差に関する性質
3の倍数どうしを足すと、答えも3の倍数になります。
たとえば12と21を足すと33で、33も3の倍数です。
3の倍数どうしの差も、3の倍数になります。
45から18を引くと27となり、やはり3で割り切れます。
これは、3を何個か集めた数どうしを足したり引いたりしているためです。
3の倍数の和と差は3の倍数という性質は、数の規則を問う問題で役立ちます。
連続する整数との関係
連続する3つの整数には、必ず3の倍数が1つ含まれます。
たとえば7、8、9では9が3の倍数です。
14、15、16では15が該当し、25、26、27では27が該当します。
これは、整数を3で割った余りが0、1、2のいずれかになり、3つ続けばすべての余りがそろうためです。
連続する数の和にも注目できます。
たとえば10、11、12の和は33で、連続する3つの整数の合計は常に3の倍数になります。
連続する3つの整数の中には、必ず3の倍数が1つあります。
また、その3つを足した合計も必ず3の倍数です。
文章題での活用場面
3人ずつの班を作る問題、3個入りの商品を数える問題、3日ごとの予定を考える問題などでも、3の倍数の理解が役立ちます。
たとえば72人を3人ずつの班に分けるなら、72は3の倍数なので余りなく24班に分けられます。
74人では3人ずつにすると、24班作って2人余ります。
このとき74が3の倍数ではないことは、7と4を足した11が3で割り切れないことからも確かめられます。
倍数の知識は、単なる一覧の暗記ではなく、余りが出るかどうかを予測する力にもつながります。
3の倍数の一覧と規則性のまとめ
ここまで、3の倍数の一覧、小さい順の並び方、100までの個数、各位の和による判定方法を紹介しました。
3の倍数は3、6、9、12、15と3ずつ増え、100まででは99が最後の数になります。
正の3の倍数は全部で33個あり、3×33が99という掛け算からも確認できます。
大きな数を見分けるときは、各位の数字を足して、その合計が3で割り切れるかを確かめる方法が便利です。
一の位だけでは判断できないため、数字全体に目を向けることが欠かせません。
3の倍数どうしの和や差も3の倍数になること、連続する3つの整数には必ず3の倍数が含まれることも重要な規則です。
3ずつ増える並びと各位の和を覚えておけば、一覧作りから応用問題まで、落ち着いて取り組めるでしょう。