この記事では、「りっしんべんに卒(悴)」の漢字について、読み方、意味、由来、部首、画数について詳しく解説していきます。
なお、面白い例文も紹介しておりますので、楽しみながら難しい漢字の読みなどを自然と覚えられると思います(^^)/
結論として、「りっしんべんに卒(悴)」の読み方は以下の通りです。
・ 音読みは「スイ」
・ 訓読みは「やつ・れる」「かじか・む」「せがれ」
それでは悴の他の項目についても詳しく見ていきましょう!
りっしんべんに卒(悴)の漢字の読み方は?
まず、「りっしんべんに卒(悴)」の漢字の読み方を確認していきます。
上記の通り、
・ 音読みは「スイ」
・ 訓読みは「やつ・れる」「かじか・む」「せがれ」
と読みます。
りっしんべんに卒(悴)の漢字の意味や由来・成り立ちは?
続いては、りっしんべんに卒の「悴」という漢字の意味や由来・成り立ちも見ていきましょう!
意味としては、
・ 悩みや心配事で心を痛めること。思い悩むこと。
・ 気力を失わせ、元気をなくさせること。やつれること。疲れ果てること。
・寒さで手足がこごえて、感覚が鈍ること。思い通りに動かなくなること。
・(「伜」の誤用)自分の息子をへりくだったよび名。せがれ。
などを表します。
由来や成り立ち
「りっしんべん」は「立つ」という意味で、「卒」は「終わらせる」という意味を持ちます。
この二つの要素が組み合わさることで、「立ち上がることができないほど疲れ果てる」というニュアンスが生まれました。
これが転じて、現代でも使用される意味として
・ 悩みや心配事で心を痛めること。思い悩むこと。
・ 気力を失わせること。元気をなくさせること。
・ 疲れ果てること。ひどく疲れること。
などになったといえますね(^^)/
以下の例文を元にマスターしていきましょう。
りっしんべんに卒(悴)の漢字の読み方を理解しやすい例文(面白いものも紹介)!
りっしんべんに卒(悴)の意味や読み方を自然と覚えられる例文を以下に紹介します!
普通のものから、面白い例文も紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください(^^)/
普通の例文(4つ)
- 仕事の悩みで心が悴(やつ)れる。
- 憔悴(しょうすい)した様子で座り込んでいた。
- 悴(せがれ)のおかげだと喜んでいる。
- 寒さで指先が悴(かじか)んでいる。
ユニークで面白い例文(3個)
- ゾンビに追いかけられて憔悴(しょうすい)しました。
- ドラゴンを倒すまでに惨悴(さんすい)した勇者。
- 宇宙人との交渉に憂悴(ゆうすい)する外交官。
りっしんべんに卒(悴)の漢字を使った熟語は?
すでに例文にも記載しておりますが「悴」を使った熟語の代表的なものには、次のようなものがあります。
悩みや心労を表す言葉として、覚えておくと便利ですね(^^)/
悴心(スイシン)
物事がうまくいかず、悩み苦しむ心を表します。
悴容(スイヨウ)
悩みや苦しみでやつれ果てた顔つきのことです。
悴色(すいしょく)
心配事や悩みで顔色が悪くなっている様子を表します。
りっしんべんに卒(悴)の漢字の部首と画数は?
りっしんべんに卒(悴)の漢字の部首と画数も見ていきます。
結論として
・部首:忄 (りっしんべん)
・画数:11画(総画)
ですね。
1画1画数えていっても上の通り11画になりますので、忘れた場合は丁寧に書いてみましょう!
まとめ りっしんべんに卒(悴)の漢字の読み方や部首や画数は?
ここでは、りっしんべんに卒(悴)の漢字の読み方は?意味・由来・部首・画数は?について、面白い例文も用いつつ解説しました。
悴の漢字の扱いになれ、さらに毎日を楽しんでいきましょう!!