この記事では、コーヒーが育毛、薄毛の改善に効果的かという観点から、私の意見を述べていきます。
私の所感としては、適量のコーヒーの摂取は間接的には育毛などに効果があるように思います。
ただし、ミノキシジルやフィナステリド、デュタステリドのような直接的な薄毛の改善、AGA治療薬を使用しつつ、この効果をあくまでも主軸とし、その援護としての位置付けで取り入れるのがおすすめですね。
なお、AGA治療薬で副作用があまりにも大きい場合は、育毛剤の使用に切り替えを検討などするのもいいです。
それでは詳しく見ていきます。
コーヒーは薄毛治療などに効果的か。成分の詳細チェック
コーヒーが育毛などへの間接的な効果が得られる成分として、以下の複数の成分が考えられます。
カフェイン
コーヒーといえばカフェインを摂取したくて飲んでいる人が多い印象です（私の主観ですが）。
カフェインは血管の拡張作用や覚醒作用があるため、血行促進による育毛効果はあると考えられます。
発毛剤（ミノキシジル主成分）などのサポート成分としてカフェインが入っていることもありますね。
また頭がスッキリすることで活動的になり、そのおかげで運動量も上がることで血流増加、薄毛改善につながる場合もあるでしょう。
クロロゲン酸（ポリフェノールの一種）
ポリフェノールは抗酸化作用が強い成分として有名ですが、そのポリフェノールの一種のクロロゲン酸がコーヒー中に含まれています。
活性酸素などの酸化した物質が体内に多くあると、慢性的な炎症反応が起こり、老化が進んだり、抜け毛が増えやすくなったりすることも。
そのため、ポリフェノール各種も、フサフサを目指す私たちにとっては積極的に摂取したいところですね。
またポリフェノールは長く体内に留まっておけないので、定期的な摂取がより好ましいです。
薄毛の観点などでは、コーヒーのこれらの成分を押さえておけばいいと思います。
コーヒー摂取のおすすめの頻度や量
育毛や薄毛治療の観点として。
コーヒーだけに限らずどのような食品であっても言えることですが、摂取過剰の場合には体に良いどころか、健康を損ねるリスクもあります。
ここではおおよその目安の範囲について解説していきます。
1日3杯程度であれば基本的に問題なし
カフェインの摂取量が多すぎると動悸が起きたり、自律神経が乱れたりと調子を崩すリスクがあります。
自律神経が乱れるとそわそわしたり不安になったり、血行が悪くなったりと、薄毛改善の観点からもよくないですね。
またカフェインへの耐性は個人差があるため、上の目安量であっても自律神経が乱れてしまう人もいます。
コーヒーの恩恵以上にマイナス影響が出て、薄毛を促してしまう場合もあるので、最終的にはあなた自身が調子がいいという量を探っていきましょう。
16時以降は飲まない
一般的にもよく言われることですが、夕方以降はコーヒーは摂取しないほうがいいです。
上述のようにカフェインを含んでいるため、夜の睡眠の質を低下させる可能性が高いためです。
睡眠の質が悪いと、自律神経が乱れて抜け毛が増えたり、血行不良となり育毛の妨げにもなるので、AGAが進行することがありますね。
そのため16時前までの摂取を徹底しましょう。
私の場合は朝と昼に1杯ずつで、あとはノンカフェインコーヒーを飲んでいます。
なお、コーヒーに含まれるクロロゲン酸はノンカフェインコーヒーにも含まれており、夜はこの活用をすることで、睡眠の質を下げることなくポリフェノールの恩恵を受けることができます。
まとめ コーヒーは薄毛・AGA改善に効果あり？AGA治療歴が長い私が解説！
コーヒーにはカフェインによる血行促進やクロロゲン酸の抗酸化作用により、間接的に薄毛改善をサポートする可能性があります。
ただし、あくまでも補助的な位置付けとして考え、本格的な薄毛治療を行う場合は、ミノキシジルやフィナステリドなどの医薬品を主軸とすることが重要です。
コーヒーを育毛目的で摂取する際は、以下の点を守りましょう：
– 1日3杯程度までに留める
– 16時以降は避ける
– 個人の体調に合わせて量を調整する
– 睡眠の質を最優先に考える
コーヒー好きの方であれば、美味しく飲みながら少しでも育毛のサポートになれば一石二鳥ですね。ただし、過度な期待は禁物です。バランスの取れた食生活と適切な治療を基本として、コーヒーを楽しく取り入れていきましょう。
