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【Excel】エクセルのコメント削除方法(一括削除・できない原因・消す手順を解説)

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エクセルでセルに付けたコメントを削除したい場面は、データを整理したり共有前にメモを消したりするときなど、多くの場面で発生します。

1件ずつ削除するのはもちろん、シート全体のコメントを一括削除したい場合の方法も知っておくと便利です。

本記事では、エクセルのコメントを削除する方法を一括削除・削除できない原因・消す手順まで詳しく解説していきます。

エクセルのコメントを削除する基本的な手順

それではまず、エクセルのコメントを削除するための基本的な手順について解説していきます。

コメントの削除は右クリックメニューまたは「校閲」タブから簡単に行えます。

Deleteキーを押してもコメントは削除されないため、専用の削除操作が必要な点に注意しましょう。

右クリックからコメントを削除する手順

コメントが付いているセルを右クリックして「コメントの削除」(バージョンによっては「メモの削除」)をクリックします。

これでそのセルのコメントが削除されます。

複数のセルのコメントを削除する場合は、Ctrlキーを押しながら複数のセルを選択してから右クリック→「コメントの削除」を実行します。

選択したすべてのセルのコメントがまとめて削除されます。

「校閲」タブからコメントを削除する手順

コメントが付いているセルを選択した状態で「校閲」タブ→「削除」ボタンをクリックします。

「削除」ボタンは「コメント」グループ内にあります。

この方法でも選択セルのコメントが削除されます。

「前へ」「次へ」ボタンでコメントを順番に確認しながら削除する際に便利な操作です。

コメントが削除できない原因と対処法

コメントを削除しようとしても「コメントの削除」メニューがグレーアウトしている場合は、シートまたはブックが保護されている可能性があります。

「校閲」タブ→「シートの保護の解除」でパスワードを入力して保護を解除してから削除操作を行いましょう。

また、読み取り専用モードでファイルが開かれている場合も削除できません。

ファイルを編集モードで開き直してから操作してください。

シート全体のコメントを一括削除する方法

続いては、シート全体のコメントをまとめて一括削除する方法を確認していきます。

大量のコメントを1件ずつ削除するのは非常に手間がかかるため、一括削除の方法を活用しましょう。

セルの選択機能を使えばVBAなしでも一括削除が実現できます。

「セル選択」でコメント付きセルを一括選択して削除する方法

「ホーム」タブ→「検索と選択」→「コメント」を選択すると、シート上のコメント付きセルがすべて一括選択されます。

その状態で右クリック→「コメントの削除」を実行するとシート上のすべてのコメントが一括削除されます。

VBAを使わずに全コメントを削除できる最も手軽な方法です。

削除前に「Ctrl+A」と「検索と選択」→「コメント」の手順で対象セルを確認してから実行すると安心です。

VBAを使ったシート全体のコメント一括削除

Sub コメント一括削除()
ActiveSheet.Cells.ClearComments
MsgBox “コメントをすべて削除しました”
End Sub

「ClearComments」メソッドを使うと、アクティブシートのすべてのコメントを一括削除できます。

シンプルなコードで確実に全コメントを削除できる方法です。

全シートのコメントを一括削除するVBA

Sub 全シートコメント削除()
Dim ws As Worksheet
For Each ws In Worksheets
ws.Cells.ClearComments
Next ws
MsgBox “全シートのコメントを削除しました”
End Sub

このコードはブック内のすべてのシートのコメントを一括削除します。

ファイルを共有する前の最終クリーンアップ作業として非常に便利なマクロです。

コメント削除時の注意点とベストプラクティス

続いては、コメント削除時に注意すべきポイントとベストプラクティスを確認していきます。

コメントを削除する操作は元に戻すことができる場合もありますが、VBAで一括削除した場合は「Ctrl+Z」で取り消せないことがあります。

削除前にファイルのバックアップを取る習慣が重要です。

削除前にコメント内容を確認・保存する方法

重要な情報がコメントに含まれている場合は、削除前にコメント内容を別の場所に保存しておくことが重要です。

VBAを使ってコメントの内容をセルや別シートに書き出す処理を実行してからコメントを削除すると安全です。

Sub コメント内容をセルに書き出す()
Dim cell As Range
For Each cell In ActiveSheet.UsedRange
If Not cell.Comment Is Nothing Then
cell.Offset(0, 1).Value = cell.Comment.Text
End If
Next cell
End Sub

このコードはコメント付きセルの右隣のセルにコメント内容を書き出します。

コメントとセルの内容を混同しないための注意点

コメントを削除してもセルの値や数式には一切影響しません。

Deleteキーはセルの内容(値・数式)を削除するキーであり、コメントは削除されないため混同しないように注意しましょう。

コメントの削除は必ず右クリックメニューまたは「校閲」タブから行う点を覚えておきましょう。

Excel 2019以降のメモとコメントの削除の違い

Excel 2019以降では旧コメントが「メモ」に、新機能のスレッド形式が「コメント」として分けられています。

「メモの削除」と「コメントの削除」は別々の操作であり、右クリックメニューや「校閲」タブでの表示も異なります。

削除したい対象がメモなのかコメントなのかを正確に判断してから操作しましょう。

まとめ

本記事では、エクセルのコメントを削除する方法を基本操作・一括削除・削除できない原因の対処法の観点から解説しました。

右クリック→「コメントの削除」が最も基本的な操作で、「検索と選択」→「コメント」で全コメントを一括選択して削除する方法も手軽です。

VBAのClearCommentsメソッドを使えばシート全体・全シートのコメント一括削除が簡単に実現できます。

削除できない場合はシートの保護や読み取り専用モードを確認することで解決できます。

コメントの削除操作をマスターして、エクセルのデータ整理・共有準備を効率よく進めていきましょう。