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フィーバーフューは育毛・薄毛・AGA・抜け毛予防に効果あり?AGA歴が長い私が解説【ナツシロギク;ハーブティ】

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この記事では、フィーバーフューが育毛、薄毛の改善に効果的かという観点から、私の意見を述べていきます。

私の所感としては、適量のフィーバーフューの摂取は間接的には育毛などに効果があるように思います。

ただし、ミノキシジルやフィナステリド、デュタステリドのような直接的な薄毛の改善、AGA治療薬を使用しつつ、この効果をあくまでも主軸とし、その援護としての位置付けで取り入れるのがおすすめですね。

なお、AGA治療薬で副作用があまりにも大きい場合は、育毛剤の使用に切り替えを検討などするのもいいです。

それでは詳しく見ていきます。

 

フィーバーフューは薄毛治療などに効果的か。成分の詳細チェック

フィーバーフューが育毛などへの間接的な効果が得られる成分として、以下の複数の成分が考えられます。

パルテノライド

フィーバーフューの主要有効成分であるパルテノライドには、強力な抗炎症作用があります。

パルテノライドは、炎症を引き起こすNF-κB(エヌエフカッパビー)という転写因子の活性を抑制することで、慢性的な炎症を抑えます。頭皮の炎症は抜け毛の大きな原因の一つなので、この抗炎症効果は薄毛予防に直結します。

また、パルテノライドには血管拡張作用もあり、頭皮の血行促進により毛根への栄養供給が向上します。

さらに、パルテノライドはAGAの原因となる5αリダクターゼ酵素の活性を抑制する可能性があるとも言われており、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える効果も期待できます。

フラボノイド類

フィーバーフューには豊富なフラボノイド類が含まれています。

フラボノイドは強力な抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、活性酸素による頭皮や毛根のダメージを防ぎます。

活性酸素などの酸化した物質が体内に多くあると、慢性的な炎症反応が起こり、老化が進んだりと、結果的に抜け毛が増えやすくなります。

そのため、フラボノイドの抗酸化作用は、フサフサを目指す私たちにとっては積極的に摂取したい成分ですね。

タンニン

フィーバーフューに含まれるタンニンには、収れん作用と抗酸化作用があります。

収れん作用により頭皮の毛穴を引き締め、健康な頭皮環境を維持する効果が期待できます。

また、タンニンの抗酸化作用により、頭皮の老化を防ぎ、抜け毛を促すAGEs(糖化最終生成物)の生成を抑制する効果も期待できます。

精油成分

フィーバーフューには様々な精油成分が含まれており、これらには抗菌作用と血行促進作用があります。

精油成分の抗菌作用により、頭皮の清潔な環境が維持され、毛穴の詰まりや炎症を防ぐことができます。

また、精油の香り成分にはリラックス効果もあり、ストレスによる抜け毛の軽減にも寄与します。ストレスは抜け毛を助長する大きな要因の一つなので、このリラックス効果は間接的に薄毛対策としても働きます。

ビタミン・ミネラル類

フィーバーフューには各種ビタミンやミネラルも含まれています。

これらの栄養素は髪の成長に必要な補助因子として働き、健康な髪の成長をサポートします。

特に、頭皮の新陳代謝を活発にし、毛根の細胞活性化に寄与します。

薄毛の観点では、フィーバーフューのこれらの成分を押さえておけばいいと思います。

フィーバーフュー摂取のおすすめの頻度や量(育毛や薄毛治療の観点として)

フィーバーフューだけに限らずどのような食品であっても言えることですが、摂取過剰の場合には体に良いどころか、健康を損ねるリスクもあります。

ここではおおよその目安の範囲について解説していきます。

サプリメントの場合:1日125〜250mg程度が目安

フィーバーフューをサプリメントで摂取する場合、1日125〜250mg程度が適量とされています。

この量であれば、パルテノライドやフラボノイドの恩恵を受けつつ、副作用のリスクも最小限に抑えられます。

必ずパルテノライドの含有量が表示されている標準化されたサプリメントを選ぶことが重要です。

ハーブティーの場合:1日1〜2杯程度

フィーバーフューをハーブティーとして摂取する場合、1日1〜2杯程度が適量です。

乾燥葉小さじ1〜2杯を熱湯で5〜10分程度抽出して飲みます。

ハーブティーの場合、有効成分の濃度はサプリメントほど高くないため、比較的安全に摂取できます。

継続的な摂取が重要

フィーバーフューの抗炎症効果や血行促進効果を維持するためには、毎日継続して摂取することがより効果的です。

ただし、長期間の連続摂取よりも、数週間摂取したら少し休むというサイクルを繰り返す方が安全です。

私の場合は、3週間摂取して1週間休むというパターンを基本にしています。

妊娠中・授乳中は避ける

フィーバーフューは子宮収縮作用があるため、妊娠中や授乳中の女性は摂取を避ける必要があります。

また、キク科アレルギーの方も摂取を避けてください。

薬との相互作用に注意

フィーバーフューは血液凝固に影響を与える可能性があるため、抗凝固薬(ワルファリンなど)を服用している方は医師に相談してから摂取してください。

また、他の薬を服用している場合も、念のため医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

なお、フィーバーフューの効果を最大限に得るためには、空腹時よりも食後に摂取する方が胃腸への刺激が少なく、継続しやすいです。

まとめ

フィーバーフューはパルテノライドの抗炎症作用と5αリダクターゼ抑制効果、フラボノイドの抗酸化作用、精油成分のリラックス効果と抗菌作用により、間接的に薄毛改善をサポートする可能性があります。

特にパルテノライドのDHT抑制効果は、AGA治療の根本的なアプローチとして注目すべき効果です。

ただし、あくまでも補助的な位置付けとして考え、本格的な薄毛治療を行う場合は、ミノキシジルやフィナステリドなどの医薬品を主軸とすることが重要です。

フィーバーフューを育毛目的で摂取する際は、以下の点を守りましょう

– サプリメントなら1日125〜250mg程度を目安にする
– ハーブティーなら1日1〜2杯程度にする
– 3週間摂取、1週間休むサイクルを基本とする
– 妊娠中・授乳中は摂取を避ける
– キク科アレルギーの有無を確認する
– 薬との相互作用に注意する

フィーバーフューに興味のある方であれば、適切に摂取しながら少しでも育毛のサポートになれば一石二鳥ですね。ただし、過度な期待は禁物です。バランスの取れた食生活と適切な治療を基本として、フィーバーフューを慎重に取り入れていきましょう。