皆さんこんにちは。薄毛に悩んでいる方の中には、無意識のうちに髪を触ったり、いじったりする癖がある方も多いのではないでしょうか。
実は、この何気ない習慣が薄毛を加速させている可能性があります。私自身も薄毛に悩んできた一人として、この「髪を触る癖」が抜け毛に与える影響を身をもって経験してきました。
今回は髪を触りすぎることの影響と対策について、私の経験を交えながら詳しく解説していきます。現在は意識的に改善し、髪の状態も回復してきていますが、その過程で学んだことをぜひ皆さんと共有したいと思います。
結論として私自身の経験としては、髪の毛を触りすぎ・いじりすぎは確かに抜け毛が増えるように感じる
それでは髪の毛を触りすぎることが抜け毛に与える影響について、私の経験を交えながら解説していきます。
私の場合、特に気になっていたのは前髪の右側でした。この部分が薄くなりかけていて、分け目が目立ってしまうことに悩んでいました。その目立つ分け目を隠そうと、周囲の髪を持ってきて覆い隠すという行為を何度も繰り返していたのです。
しかし、こうして頻繁に髪を触り、引っ張っていたことで、皮肉にもその部分がさらに薄くなってしまいました。最初は気付きませんでしたが、写真で自分の頭頂部を見たときに、右側だけ特に薄くなっていることに気がついたのです。
この経験から、髪を触る癖と薄毛の進行には確かに関連があると実感しています。特に同じ部分を繰り返し触ったり、引っ張ったりすることは避けるべきでしょう。私は今では鏡を見る時や不安になった時に無意識に髪を触ることが多いことに気づき、意識的にその行動を避けるようにしています。
この習慣を改善してからは、以前よりも抜け毛が減ったように感じています。もちろん個人差はありますが、髪を触る癖がある方は、まずはその行動を意識することから始めてみてはいかがでしょうか。
物理的に多かれ少なかれ毛根を引っ張っていることになるので、AGAで弱っている毛根は抜けやすいイメージ
続いて、髪を触ることが毛根に与える物理的影響について解説していきます。
髪の毛を触ったり、いじったりする行為は、一見何でもないように思えますが、実際には毛根に対して少なからず物理的な負担をかけています。特に髪をクルクルと指に巻きつける癖や、無意識に引っ張る癖がある場合は、毛根に直接的な力がかかってしまいます。
AGA(男性型脱毛症)などで既に弱っている毛根は、通常の毛根と比べて抜けやすい状態にあります。こうした弱った毛根に対して、さらに物理的な刺激を与えることで、本来なら成長期にあるべき髪が早期に抜け落ちてしまう可能性があります。
私の場合、ストレスを感じると無意識に髪をいじる癖がありました。特に考え事をしている時や、緊張している時に前髪を指でクルクルと巻き付けていたのです。この行為が繰り返されることで、その部分の髪が特に細く、弱々しくなっていったように思います。
AGAの治療を始めたことで髪の状態は徐々に改善してきましたが、この「髪を触る癖」を意識的に減らすようにしたことも、回復を早めた要因の一つだと考えています。
とにかく意識して髪をいじらないように。髪を結ぶのも常に引っ張ることになるのでほどほどが個人的に良いと思う
髪を触る癖を改善するためには、まず自分がいつ、どのような状況で髪を触っているのかを意識することが大切です。私の場合は、以下のような対策を実践してきました。
まず、髪を触りそうになった時に代わりにできる行動を見つけることです。例えば、ストレスボールを握る、腕時計や指輪を触るなど、髪以外のものに手を向けるようにしました。これによって、無意識の行動を別の行動に置き換えることができます。
また、髪型も重要なポイントです。髪を結ぶスタイルは一見薄毛が目立たなくなるように思えますが、常に同じ位置で強く結ぶと、その部分に継続的な引っ張り力がかかり、牽引性脱毛症を引き起こす可能性があります。私の場合は、結び目の位置を日によって変えたり、きつく結びすぎないよう注意しています。
さらに、帽子やヘアバンドなどを適度に使用することで、髪に直接触れる機会を減らすことも効果的でした。特に外出時には帽子をかぶることで、風で髪が乱れた時に無意識に手で直す行為を防ぐことができます。
これらの対策を続けることで、髪を触る頻度が大幅に減り、抜け毛の量も減少したように感じています。個人差はありますが、無意識の習慣を改善することは、薄毛対策の一環として有効だと考えています。
ただ、ある程度は櫛やブラシで髪をとかしておかないと、髪がゴワゴワのままで、ちょっとした時に引っかかって抜け毛に繋がること
それでは髪のケアにおけるブラッシングの重要性と適切な方法について解説していきます。
髪を触りすぎることは避けるべきですが、適切なブラッシングは髪の健康維持に欠かせません。髪をまったく手入れしないと、絡まりやすくなり、ちょっとした動作で引っかかって抜けてしまうことがあります。
私が実践しているのは、朝晩の2回、丁寧に髪をとかすことです。特に朝のブラッシングは、寝ている間に生じた絡まりをほぐし、
頭皮の血行を促進する効果も期待できます。使用するブラシも重要で、私は天然毛のブラシや、先端が丸くなったクシを使っています。これにより頭皮への刺激を最小限に抑えながら、髪をとかすことができます。
また、ブラッシングの際に少量のヘアオイルやヘアミルクを使用することも効果的です。これらの製品は髪の表面をコーティングして保護し、摩擦や引っかかりを減らす効果があります。私の場合、アルガンオイルベースのヘアオイルを手のひらで温めてから、毛先中心に馴染ませることで、髪のまとまりが格段に良くなりました。
ただし、上述のように過剰なブラッシングは避けるべきです。一日に何度も何度も髪をとかすことは、かえって頭皮や髪に負担をかけてしまいます。基本的には朝晩の2回、必要に応じて日中に1回程度が適切だと考えています。
適切なブラッシングと髪の保護は、触りすぎを防ぎながらも髪の健康を維持するバランスが重要です。私自身、このバランスを見つけることで、髪の状態が明らかに改善してきました。
まとめ 髪をいじると薄毛・ハゲ・AGA・育毛・発毛の関係
それでは髪の触りすぎと薄毛の関係についてまとめていきます。
髪を触る癖は、多くの方が無意識のうちに行っている行動ですが、特にAGAなどで既に弱っている毛根に対しては、さらなるダメージとなる可能性があります。私自身の経験からも、同じ部分を繰り返し触ったり引っ張ったりすることで、その部分が特に薄くなってしまったことを実感しています。
この癖を改善するためには、まず自分がいつ髪を触っているのかを意識することが第一歩です。ストレス時や考え事をしている時など、特定のタイミングで触る傾向がある場合は、代替となる行動を見つけることが効果的です。また、髪型も重要で、常に同じ位置で強く結ぶことは避け、頭皮への負担を分散させることが大切です。
一方で、適切なブラッシングは髪の健康維持に欠かせません。一日数回の丁寧なブラッシングと、必要に応じてヘアオイルやミルクを使用することで、髪の絡まりや引っかかりを防ぎ、不必要な抜け毛を減らすことができます。
薄毛対策は、医学的な治療だけでなく、日常の小さな習慣の改善も重要です。髪を触る癖を意識的に減らし、適切なケアを行うことで、薄毛の進行を遅らせ、健康的な髪を維持することができるかもしれません。まずは自分の習慣を見直し、できることから少しずつ改善していきましょう。
最後に、薄毛の原因は人それぞれであり、個人差があることを忘れないでください。この記事で紹介した方法が必ずしも全ての方に効果があるわけではありませんが、髪を触る癖と薄毛の関連性を知り、意識することは、薄毛対策の第一歩となるでしょう。