この記事では、「金偏に重(鍾)」の漢字について、読み方、意味、由来、部首、画数、さらに「鍾」の読み方について詳しく解説していきます。
なお、面白い例文も多く紹介しておりますので、楽しみながら難しい漢字の読みなどを自然と覚えられると思います(^^)/
結論として、「金偏に重(鍾)」の読み方は以下の通りです。
・ 音読みは「ショウ」「シュ」
・ 訓読みは「あつ(める)」「あつ(まる)」「さかずき」
それでは鍾の他の項目についても詳しく見ていきましょう!
金へんに重(鍾)の漢字の読み方は?
まず、「金偏に重(鍾)」の漢字の読み方を確認していきます。
上記の通り、
・ 音読みは「ショウ」「シュ」
・ 訓読みは「あつ(める)」「あつ(まる)」「さかずき」
と読みます。
「鍾」の読み方は、これ以外の読み方はありません。
金へんに重(鍾)の漢字の意味や由来・成り立ちは?
続いては、金偏に重の「鍾」という漢字の意味や由来・成り立ちも見ていきましょう!
意味としては、訓読みからも理解できるといえますが、
・ 金属製の酒器、特に杯を指す。
・ 集中する、注ぐという意味。
・ 鐘の古い字体。
由来や成り立ち
「金偏」は言葉の通り、金属を表す部首で、「重」は重なるという意味を持ちます。
この二つの要素が組み合わさることで、「重なり合う金属製の器」という意味が生まれました。
古代の中国では、重なり合う形状の酒器が使われており、これを「鍾」と呼んでいました。また、酒を注ぐという行為自体も「鍾」という漢字で表されるようになりました。
さらに、「鍾」は「鐘」の古い字体でもあります。鐘も金属製で、上下に重なり合う形をしているため、同じ字が当てられたのです。
これらから転じて、現代でも使用される意味として
・ 金属製の酒器、特に杯を指す。
・ 集中する、注ぐという意味。
・ 鐘の古い字体。
になったといえますね(^^)/
以下の例文を元にマスターしていきましょう。
金へんに重(鍾)の漢字の読み方を理解しやすい例文(面白いものも紹介)!
金へんに重(鍾)の意味や読み方を自然と覚えられる例文を以下に紹介します!
普通のものから、面白い例文も紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください(^^)/
普通の例文(4つ)
- 彼は古代の青銅器の鍾(さかずき)を収集している。
- 酒を鍾(ショウ)に注ぎ、友と語らう。
- この寺の鍾(ショウ)は、国宝に指定されている。
- 愛情を一人の人に鍾(あつ)める。
ユニークで面白い例文(10個)
- 彼は知恵を鍾(あつ)めて、難問に挑んだ。
- 「私の愛は、あなたに鍾(シュ)のように注がれています」と彼女は告白した。
- 彼は友情を鍾(あつ)めた仲間と、冒険に出発した。
- 彼女は料理への愛情を鍾(あつ)めて、美味しい料理を作り続けた。
- 彼は人生の意義を鍾(あつ)める対象を探し求めていた。
- 「私の好奇心は、未知なる世界に鍾(ショウ)なのです」と探検家は語った。
- 彼女は青春の思い出を鍾(あつ)めた日記を、大切に保管していた。
- 「君の笑顔は、私の心に幸せを鍾(シュ)するよ」と彼は微笑んだ。
- 彼は自然の神秘を鍾(あつ)めた景色に、感動を覚えた。
- 「私たちの絆は、信頼を鍾(あつ)めた結晶だと思う」と友人は語り合った。
金へんに重(鍾)の漢字を使った熟語は?
「鍾」を使った熟語には以下のようなものがあります。
鍾馗(しょうき)
中国の伝説上の人物。悪鬼を退治する能力を持つとされる。
鍾乳洞(しょうにゅうどう)
石灰岩の洞窟内で、天井から滴り落ちる石灰分を含んだ水が堆積してできた石筍などの景観を持つ洞窟。
これらの熟語も覚えておくと、「鍾」の意味をより深く理解できますね。
金へんに重(鍾)の漢字の部首と画数は?
金へんに重(鍾)の漢字の部首と画数も見ていきます。
結論として
・部首:金偏(かねへん)
・画数:21画(総画)
ですね。
1画1画数えていっても上の通り21画になりますので、忘れた場合は丁寧に書いてみましょう!
まとめ 金へんに重(鍾)の漢字の読み方や部首や画数は?鍾では?
ここでは、金偏に重(鍾)の漢字の読み方は?意味・由来・部首・画数は?【鍾の読み方も:金へんに重】について、面白い例文も用いつつ解説しました。
鍾の漢字の扱いになれ、さらに毎日を楽しんでいきましょう!!