この記事では、塩化カリウムの電離式(KCl)は?電離度は?覚え方や化学反応式詳細も解説!について解説しています。
それでは早速見ていきましょう!
塩化カリウムの電離式【KCl:電離反応式:化学式】
まずは塩化カリウムの電離式について確認していきます。
塩化カリウム(KCl)は水に溶けると、次のように電離します。
つまり、塩化カリウムは水溶液中でカリウムイオン(K+)と1つの塩化物イオン(Cl-)に完全に電離します。
塩化カリウムでは、なぜ上の電離式になるのか?覚え方のポイント
塩化カリウムが上の電離式のように電離する理由と覚え方のポイントは以下の通りです。
KClは強電解質である
塩化カリウムは強電解質に分類され、水に溶けると完全に電離します。
強電解質は水溶液中でほぼ100%電離するという特徴があります。
KとClに注目する
塩化カリウムの化学式「KCl」を見ると、カリウム(K)と1つの塩化物(Cl)から構成されているのがわかるでしょう。
電離式を考える際は、これらの部分に分かれると覚えましょう。
Kは1価の陽イオン、Clはマイナスの電荷になる
カリウム(K)は1つの電子を失い、1価の陽イオン(K+)になります。
塩化物(Cl)は電子を受け取りやすく、マイナスの電荷を帯びたイオン(Cl-)になります。
ここは暗記するしかないですね!
電荷の保存則
電離前の塩化カリウムは電気的に中性です。
電離後も、生成したイオンの電荷の合計は0になります(K+の1価の正電荷とCl-の負電荷が打ち消し合う)。
塩化カリウムの電離度は?
塩化カリウムも強電解質であり、水溶液中で完全に電離します。
そのため、電離度はほぼ1(100%電離)となります!
電離度は、溶液の性質を理解する上で重要な概念です。強電解質と弱電解質を区別し、それぞれの電離の程度を把握することで、溶液の性質をより深く理解することができます。
まとめ 塩化カリウムの電離式(KCl)は?電離度は?覚え方や化学反応式詳細も解説!
この記事では、塩化カリウムの電離式(KCl)は?電離度は?覚え方や化学反応式詳細について解説しました。
塩化カリウムを始めとして、各電離式を理解し、さらに快適な生活を送っていきましょう!