薄毛やAGAに悩む方々にとって、発毛・育毛は切実な問題です。
そんな中、ミノキシジルタブレット(通称:ミノタブ)は強力な発毛効果で注目を集めています。しかし「効果が強すぎて生えすぎる」という噂も。
本当にミノタブは生えすぎるのでしょうか?
この記事では、ミノタブの実態と私自身の経験談を交えながら、詳しく解説していきます。
確かにミノタブの発毛効果は高く、人によっては生えすぎ!と実感できるレベル
それではまず、ミノタブの発毛効果について解説していきます。
ミノキシジルタブレットは、もともと高血圧治療薬として開発された薬剤ですが、副作用として「多毛症」が発見されたことから、薄毛治療に応用されるようになりました。
きちんと毛根に行き届くイメージをするといいでしょう。
特に使用してから半年ほど(初期脱毛の後)は急激な発毛効果を実感する方も多く「生えすぎる」と感じるケースもあります。
ただ、こちらのミノタブの副作用の記事でも記載しているように、髭、顔面全般、胸毛などなどのあらゆる体毛が濃くなる多毛症になる場合あるので、理解しておくといいです(全身に作用するため)。
私自身の場合は、ある程度AGAが進んでしまっていたため生えすぎとまではいかないものの38歳の現在でもかなり回復できた
続いては、私自身のミノタブ使用経験について共有していきます。私の場合、20代前半からAGAの症状が顕著になり、頭頂部の薄さと前髪の後退が目立つようになっていました。
典型的なAGAですね。
初めは市販の育毛剤や塗りミノなどで対応していましたが、効果がそこまで実感できませんでした。
25歳でミノタブを開始しました。ある程度AGAが進行していたため「生えすぎる」というまでに至りませんでしたが、使用開始から3ヶ月~半年ほどで明らかに生えてきていましたね。(ちなみに使用~3ヶ月あたりまでは初期脱毛でかなり抜けるので、かなりメンタルやられました笑)。
1年~1年半ほどで個人的に満足のいくレベルの毛量に落ち着き、羽陽曲折あったものの38歳の現在でも継続できています。
ミノタブさまさまですね(個人の感想のため、あなたが使用時は必ず医師に相談しましょう)。
生えすぎと感じられるレベルまでの復活はないにしても、一度かなりのハゲ・薄毛を経験した状態からでは本当に感動するレベルの毛量を期待できる場合がありますね。
ただ、下記のよう副作用も大きいので、必ず医師に相談するように。
ミノタブはただ動悸・むくみ、心臓や肝臓への負担などの副作用も大きく厚生労働量の推奨度Dのため、まずは塗りミノから使用していく方がおすすめ。フィナステリドやデュタなども併用するとなお良し。
続いては、ミノタブの副作用と適切な使用方法について確認していきます。効果が高い反面、ミノタブには無視できない副作用リスクが存在します。
最も一般的な副作用は、動悸やめまい、顔や手足のむくみです。これはミノキシジルの血管拡張作用によるもので、多くの使用者が経験します。
また、長期使用による心臓や肝臓への負担も報告されています。
このような理由から、AGA治療を始める際は、まず外用ミノキシジル(塗りミノ)から試すことをおすすめします。外用薬は全身への影響が少なく、副作用リスクも低減できます。
(その分、発毛効果もマイルドになってしまいますが)
また、より効果的な治療を目指すなら、まずミノタブではなく、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制するフィナステリドやデュタステリドとの併用がいいですね。
別記事で詳しく解説していますが、
・フィナステリドやデュタステリドは抜け毛を止める
・ミノキシジルは血行促進で発毛・育毛促進させる
効果が期待できると理解しておきましょう。
まとめ ミノタブは生えすぎる?その実態や私の経験談をお話!
最後に、ミノタブについての内容をまとめていきます。ミノキシジルタブレットは確かに強力な発毛効果を持ち、AGAの進行度が軽度の方や体質によっては「生えすぎる」と感じるほどの効果を発揮することもあります。
私の経験からも、その効果は実感できるものでしたが、副作用リスクも無視できません。動悸やむくみといった比較的軽い症状から、心臓や肝臓への負担という重大な問題まで、様々な副作用の可能性があります。
必ずしもミノタブから始める必要はなく、外用ミノキシジルや他のAGA治療薬との組み合わせなど、より安全で効果的な選択肢を検討することをおすすめします。
薄毛治療は長期戦です。劇的な効果を求めるあまり、健康を損なうようなリスクを取るのではなく、自分のペースで継続できる方法を見つけることが、最終的には最良の結果につながるでしょう。