虫へんの漢字

虫偏に番(蟠)の漢字の読み方は?意味・由来・部首・画数・例文は?【蟠るの読み方も:虫へんに番】

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この記事では「虫偏に番(蟠)」の漢字について読み方、意味、由来、部首、画数、さらに「蟠る」の読み方について詳しく解説していきます。

なお、面白い例文も多く紹介しておりますので、楽しみながら難しい漢字の読みなどを自然と覚えられると思います(^^)/

 

結論として、「虫偏に番(蟠)」の読み方は以下の通りです。

・ 音読みは「バン」「ハン」

・ 訓読みは「わだか(まる)」「めぐ(る)」「とぐろ(を巻く)」

それでは蟠の他の項目についても詳しく見ていきましょう!

虫偏に番(蟠)の漢字の読み方は?

まず、「虫偏に番(蟠)」の漢字の読み方を確認していきます。

上記の通り、

・ 音読みは「バン」「ハン」

・ 訓読みは「わだか(まる)」「めぐ(る)」「とぐろ(を巻く)」

と読みます。

 

虫偏に番(蟠)の漢字の意味や由来・成り立ちは?

続いては、虫偏に番(蟠)という漢字の意味や由来・成り立ちも見ていきましょう!

意味としては、訓読みからも理解できるといえますが、

・とぐろを巻く、または曲がりくねる様子主に蛇や龍などの生き物が体を丸めた状態を指します。

・感情や思考が心の中で解消されず、滞ること。「わだかまり」として表現される状態。

ですね。

 由来や成り立ち

「虫偏」は、もともと小動物や虫に関する漢字に使われる部首です。「番」は順序や守ることを表し、特にここでは巻きつく姿勢や状態を象徴します。

「蟠」は、象形文字として描かれた漢字の一種で、虫が曲がりくねっている姿を表したものです。この漢字は、もともと蛇や竜が地面や洞穴の中でとぐろを巻いている姿を描写したものとされています。

蟠は、蛇や龍などがとぐろを巻く姿から派生し「曲がりくねる」「心にわだかまる」などの抽象的な意味を持つようになりました。

また、古代中国の文化では、「蟠」は特に蛇や龍が力を蓄えている状態を象徴し、「潜在する力」や「秘められた状態」を意味することもありました。

 

これらから転じて、現代でも使用される意味として

とぐろを巻く、または曲がりくねる様子主に蛇や龍などの生き物が体を丸めた状態を指します。

感情や思考が心の中で解消されず、滞ること。「わだかまり」として表現される状態。

になったといえますね(^^)/

 

以下の例文を元にマスターしていきましょう。

 

虫偏に番(蟠)の漢字の読み方を理解しやすい例文(面白いものも紹介)!

虫偏に番(蟠)の意味や読み方を自然と覚えられる例文を以下に紹介します!

普通のものから、面白い例文も紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください(^^)/

 

普通の例文(3つ)

  1. 山道は蛇のように蟠(わだかま)るように続いていた。
  2. 彼の心には、長年の悩みが蟠(わだかま)ったままだった。
  3. 古代の文献には、龍が山の中に蟠(とぐろを)巻いて眠る姿が描かれている。

 

ユニークで面白い例文(15個)

  1. 冬の寒さに耐えきれず、ストーブの前で猫が蟠(とぐろ)を巻いて眠っていた。
  2. パスタを茹ですぎて鍋の中で蟠(わだかま)った状態になり、取り分けるのに苦労した。
  3. プレゼント選びに悩んでいるうちに、考えが頭の中でわだかま)ってしまった。
  4. 散らかったイヤホンコードが、机の上で蟠(とぐろ)を巻いて収拾がつかなかった。
  1. 授業中、難しい数式に悩むうちに、頭の中が蟠(わだか)まってしまい答えが出せなかった。
  2. 彼の計画は複雑に蟠(ハン)曲しており、全体像を理解するには相当の時間と忍耐が必要だった。
  3. ラーメンの麺がスープの中で一部だけ蟠(とぐろ)を巻いていて、どうやってほぐすか悩んだ。
  4. 上司の無理な指示に対する不満が、心の中でどんどん蟠(わだか)まっていった。
  5. 大蛇が木の周りを蟠(めぐ)って獲物を狙っている様子を見て、思わず息を呑んだ。
  6. 古い家の柱には、ツルがしっかりと蟠(めぐ)って絡みついていた。
  7.  小説の中の龍が山奥で蟠(とぐろ)を巻いて眠る描写に惹き込まれた。
  8. 昔のことを思い出すたび、解決していない気持ちが胸の中で蟠(わだか)まって苦しくなった。
  9. 家庭菜園のホースが巻きすぎて、完全に地面で蟠(とぐろ)を巻いた状態になり、使えなくなった。
  10. その秘境にたどり着くと、巨大な竜が洞窟の奥で蟠(バン)然として身を横たえていた。その目は深淵を映すように輝き、彼の存在がすべての静寂を支配しているようだった。
  11. 猫がヒーターの前で優雅に蟠(とぐろ)を巻いて居眠りしている姿に癒された。

 

 

虫偏に番(蟠)の漢字「蟠」を使った熟語は?

すでに例文にも記載しおりますが「蟠」を使った熟語の代表的なものには、次のようなものがあります。

ただ、日常生活で使用されるものはほぼ無く、文学などで見かけるものですね(^^)/

蟠曲(ばんきょく)

曲がりくねることや、素直でないことを意味します。

蟠龍(ばんりゅう)

山や雲の中でとぐろを巻いた龍を指し、力が秘められている様子を表現します。

心蟠(しんばん)

心の中にわだかまりがあることを意味します。

 

併せて覚えましょう(^^)/

 

虫偏に番(蟠)の漢字の部首と画数は?

虫偏に番(蟠)の漢字の部首と画数も見ていきます。

結論として

  • 部首:虫偏(むしへん)
  • 画数:18画(総画数)

ですね。

1画1画数えていっても上の通り18画になりますので、忘れた場合は丁寧に書いてみましょう!

 

まとめ 虫偏に番(蟠)の漢字の読み方や部首や画数は?蟠るでは?

ここでは、虫偏に番(蟠)の漢字の読み方は?意味・由来・部首・画数は?【蟠るの読み方も:虫偏に番】について、面白い例文も用いつつ解説しました。

蟠の漢字の扱いになれ、さらに毎日を楽しんでいきましょう!