この記事では、「にすいに馬(馮)」の漢字について、読み方、意味、由来、部首、画数について詳しく解説していきます。
なお、分かりやすい例文も紹介しておりますので、楽しみながら難しい漢字の読みなどを自然と覚えられると思います(^^)/
結論として、「にすいに馬(馮)」の読み方は以下の通りです。
・音読みは「ヒョウ」「フウ」
・訓読みは「いか・る」「かちわた・る」「たの・む」「つ・く」「よ・る」
それでは馮の他の項目についても詳しく見ていきましょう!
にすいに馬(馮)の漢字の読み方は?
まず、「にすいに馬(馮)」の漢字の読み方を確認していきます。
上記の通り、
・音読みは「ヒョウ」「フウ」
・訓読みは「いか・る」「かちわた・る」「たの・む」「つ・く」「よ・る」
と読みます。
にすいに馬(馮)の漢字の意味や由来・成り立ちは?
続いては、にすいに馬の「馮」という漢字の意味や由来・成り立ちも見ていきましょう!
意味としては、
・馬が速く走るさま。
・たよる、よりどころ。
・伴う、従う。
・しのぐ、競り合う。
・川を歩いて渡る。
・いかる、おこる、憤る。
などを表します。
訓読みでは「頼る」「怒る」「渡る」などの意味で使用し、音読みでは主に人名や姓として使用されるのが一般的といえます。
由来や成り立ち
「にすい」はここでは「氵(さんずい)」と同様の意味を表します。
そして「馬」は移動や乗り物を表す要素として使われています。
この二つの要素からできた「馮」という字は、水に乗り、水に従う、頼るという意味を表現する会意文字です。
では、以下の例文を元にマスターしていきましょう。
にすいに馬(馮)の漢字の読み方を理解しやすい例文
にすいに馬(馮)の意味や読み方を自然と覚えられる例文を以下に紹介します!
ぜひ参考にしてみてください(^^)/
にすいに馬(馮)の例文(8つ)
- 彼の言動は、全て馮(いか)りに発したものだった。
- この川は浅瀬なので馮(かちわた)ることができる。
- 困ったときは友人に馮(たの)むのが一番よい解決策だ。
- 彼は実力ではなく、コネに馮(よ)って出世した。
- 馮(ヒョウ)小青は中国文学史上の有名な人物である。
- 馮(フウ)という姓は中国では比較的一般的である。
- 経験に馮(つ)いて判断を下すのは賢明な選択だ。
- 権力に馮(よ)る支配は長続きしない。
にすいに馬(馮)の漢字を使った熟語は?
すでに例文にも記載しておりますが「馮」を使った熟語の代表的なものには、次のようなものがあります。
よりどころや依存を表す言葉として、覚えておくと便利ですね(^^)/
馮依(ひょうい)
たよること、よりどころとすること。
馮然(ひょうぜん)
突然に、にわかに。
にすいに馬(馮)の漢字の部首と画数は?
にすいに馬(馮)の漢字の部首と画数も見ていきます。
結論として
・部首:冫(にすい)
・画数:12画(総画)
ですね。
1画1画数えていっても上の通り12画になりますので、忘れた場合は丁寧に書いてみましょう!
まとめ にすいに馬(馮)の漢字の読み方や部首や画数は?
ここでは、にすいに馬(馮)の漢字の読み方は?意味・由来・部首・画数は?について、分かりやすい例文も用いつつ解説しました。
馮という漢字は、現代では主に中国の姓氏として使われることが多いですが、古典的な表現や文学的な表現の中でも見かける漢字です。様々な意味を持つ奥深い漢字として覚えておきましょう!